ボート・浜松西の沖と内山 0秒38差で逃した頂点今度こそつかむ・・・全国高校総体へ抱負

スポーツ報知
男子ダブルスカルで全国制覇を目指す浜松西の内山(左)と沖

 2年ぶりに開催される全国高校総体が今月24日に開幕し、8月24日まで福井県を中心に熱戦が繰り広げられる。ボート(8月16~19日・福井県立久々子湖漕艇場)のダブルスカルには浜松西の男女ペアが出場。3月の全国選抜男子で2位の沖航、内山永翔(ともに3年)は優勝を、女子で4位だった岩代瑞葉、加藤真奈ペア(ともに3年)は表彰台を目指す。

 わずかの差で逃した頂点を取りに行く。浜松西の沖、内山ペアは3月の全国選抜決勝で、中間の500メートル地点で後続を4秒近く離すもゴール前で瀬田工(滋賀)に逆転を許し、0・38秒差の2位となった。同部初のペア種目での全国選抜制覇はならなかったが、内山は「大差から追いついた相手の精神力がすごかった。いい教訓になりました」と夏に向けた糧にした。

 最大の武器は上西智紀監督(41)が「全国トップ」と評する先行力だ。沖は「ボートは後ろ向きに進む競技なので、他チームとの差が分かるのは先頭だけ」と有利な先行からの逃げ切りにこだわりを見せる。

 昨年夏に初めてコンビを結成した。高校から競技を始めた内山は「最初はついて行くのに必死だった」と、当初は経験者だった沖にペースを合わせることに苦戦するも冬のトレーニングで力強いストロークを身に付けた。

 6月の東海総体もV。約1か月後に迫った本番に向け、沖は「不安より期待が大きい」とし、「絶対に優勝したい。勝ったチームだけゴールした時にレースの全貌が見えるんです」。頂点からの“絶景”を目に焼き付けるつもりだ。(内田 拓希)

 〇・・・女子の岩代、加藤ペアは引退した仲間の思いを胸に表彰台を目指す。同学年の女子部員は西木結菜(東海総体後に引退)を含めた3人で、2年夏は「同じ艇で戦いたい」と4人乗りのクォドルプルに挑戦するも結果が出なかった。加藤が「勝負に徹して2人のペアを組んだので、絶対に結果を出したい」と言えば、岩代も「西木のためにも自分たちのベストを出して、誇れる姿を届けたい」と気合を入れた。

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