男子柔道・加藤学園の渡辺爽偉、2年ぶりの団体戦へ「みんなで戦う喜びがある」・・・全国高校総体へ抱負

加藤学園柔道部の選手たち
加藤学園柔道部の選手たち
乱取りで大型選手を次々と倒す加藤学園の渡辺
乱取りで大型選手を次々と倒す加藤学園の渡辺

 2年ぶりに開催される全国高校総体が今月24日に開幕し、8月24日まで福井県を中心に熱戦が繰り広げられる。静岡・加藤学園は、柔道(8月8~12日、長野市真島総合スポーツアリーナ)の男子団体戦に4大会連続で出場する。前回の19年は8強入りしており、大型選手に強い100キロ級の渡辺爽偉(そうい、3年)を中心に4強以上を狙う。

 2年ぶりの晴れ舞台だ。柔道は3月に全国高校選手権が開かれたが、男女とも個人戦のみ。5人が力を合わせる団体戦は19年夏の総体以来の開催だ。「流れを作ってみんなで戦う喜びがある」と加藤学園のエース渡辺は胸を躍らせている。

 175センチ、96キロ。大型ではないが、1年夏から団体戦のレギュラーを務めてきた。普段の乱取りでも「大きい相手の方が得意です」と、100キロ超級の仲間を大内刈りなどの足技で次々と倒していく。岡本謙治監督(44)も「全国の経験が豊富」と活躍を期待する。

 昨年7月には校内に新しい道場が完成した。従来の練習場の約3倍、約180畳の広さがあり「すごいです」と渡辺は喜ぶ。監督の長男の岡本治祈(はるき)主将(3年)も「3学年全員が一緒に練習できるようになった。団結力も高まりました」と笑顔を見せる。

 期待の2年生も成長中。181センチ、120キロの体格を誇る、監督の次男・剛道だ。6月の全日本ジュニア県予選では2位に食い込み「先輩たちが強いので思い切りやるだけです」と意気込んでいる。

 2年前は8強まで進んでおり、渡辺は「優勝を目指します」。九州学院(熊本)や新田(愛媛)天理(奈良)などの強敵を、力を合わせてなぎ倒す。(里見 祐司)

 〇・・・個人戦には男子100キロ超級の竹田大和ら4人が出場する。66キロ級の岡本治と100キロ級の野村晟也(いずれも3年)は3月の全国選手権も経験しているが、ともに初戦で敗れた。岡本治主将は「組み手の争いでリズムを崩された。今回は自分のペースを貫く」と反省を生かす覚悟。野村も「4強入りしたい」と上位進出を誓った。

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