武藤事務総長「組織委が人選に最終責任」 小山田氏の過去の発言把握せず

 東京五輪組織委は19日、23日の五輪開会式のクリエーティブチームのメンバーとして音楽を担当していたミュージシャン小山田圭吾の辞任を正式に発表し、午後10時から武藤敏郎事務総長らが緊急会見に臨んだ。組織委はこの日午後に「貢献はたいへん大きなもので、最後まで準備に尽くしてもらいたい」と、続投の方針を明言していたが、夜になって急転。続投を「誤った判断」とし、小山田氏の辞任を受理した。

 小山田氏が90年代の音楽雑誌でのインタビューなどで、障がいを持つ同級生をいじめていたことを明かしていたことが一連の騒動の発端。過去の発言について、中村英正・大会開催統括は「私たちもクリエーティブチームも、把握しておりませんでした。チェックがきちんとできていなかったということで、反省しており、判断として誤った原因の1つと考えています」と謝罪。武藤事務総長も「組織委が人選に最終責任を負っていると認識している。一連の判断の結果、大変皆様に不快な思いをさせ、混乱を起こしたと反省し、お詫びもしたいと思います」と頭を下げた。

 小山田氏のインタビューなど、当時の記事がネット上で拡散。「多様性と調和」を掲げる東京五輪・パラリンピックにふさわしくないとの声がSNS上で上がっていた。

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