【愛媛】帝京五の189センチ右腕・田中怜利ハモンドに7球団が視察 3回途中降板も3回戦進出

先発した帝京五の田中怜利ハモンド投手
先発した帝京五の田中怜利ハモンド投手

◆第103回全国高校野球選手権愛媛大会 ▽2回戦 帝京五6―0新居浜工(19日・西条市ひうち球場)

 17年センバツ以来の甲子園出場を目指す帝京五は新居浜工に勝利し、3回戦に進出した。先発したプロ注目の189センチ右腕・田中怜利ハモンド投手(3年)は試合中に負った負傷の影響もあり3回途中で降板したが、小嶋建吾中堅手(3年)の右2ラン本塁打など打線が着実に点を取った。

 甲子園出場通算2度、全国的には無名の大型投手の視察に7球団8人のスカウトが訪れた。3回2死一、三塁で降板するまで6三振を奪ったが、1安打3四球と安定しなかった。直球もこの日の最速は132キロで、自身の最速145キロには大きく及ばず。「練習では調子が良かったが、今日はそれを出せなくて悔しい」とうなだれた。

 不運にも見舞われた。「初回の2アウトくらいから」と、右足親指付近の皮が10円玉ほどめくれ、痛みに耐えながら投球。元ロッテの小林昭則監督も「良い時のハモンドを知っているので」と表情は暗かった。

 それでも、ナイジェリア人の父を持ち、高1の夏から本格的に投手を始めたという右腕の潜在能力は高い。楽天の山下スカウトは「鍛えたら大化けする可能性がある」、巨人の岸スカウトも「(投手を初めて2年ほどで)これだけ投げられる。計り知れないポテンシャルがある」と今後も注視する構えだ。

 次戦に向けて田中は、「修正しないとまずいと思っている」と危機感。投球フォームにも悩みを抱えるなか、壁を乗り越えて真の実力を発揮する。

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