【阪神】ドラフト6位・中野拓夢の目標は球団新人初の打率3割&30盗塁! 近本から助言も インタビュー<上>

5月4日ヤクルト戦の8回1死二塁、プロ初本塁打となる右越え2ランを放った中野拓夢
5月4日ヤクルト戦の8回1死二塁、プロ初本塁打となる右越え2ランを放った中野拓夢

 阪神のドラフト6位・中野拓夢内野手がこのほど、オンラインでの合同インタビューに応じ、後半戦に向けて意気込みを語った。開幕1軍から遊撃のレギュラーに定着し、球宴にも出場。不振時に主力の近本からの助言で復調したことなどを明かし、シーズン目標には球団新人初となる打率3割&30盗塁を掲げた。

 ―前半戦を振り返って

 中野「個人としては、出来過ぎているのかなというのが一番の印象ですね」

 ―出来過ぎている部分は

 「やはり、打撃の面と走塁、盗塁の面ですね」

 ―6月下旬から一時不振に陥ったが、11試合連続安打で前半戦を終えた。復調のきっかけは

 「調子が悪い時に、近本さんが打撃の調子が良かったので、どういった感じで打っているのかというのを聞いたりしました。あとは、打撃コーチなどに『基本に返ってセンター中心の打撃をしていけ』ということは言われていたので、それを意識してからは非常にいい形で打てているんじゃないかなと思っています」

 ―不調時は引っ張りの意識も強かった

 「引っ張り意識というよりは、体が開いてしまったりだとか、少しかかと体重になってしまっていた部分があったので。そこを少し修正することによって、ボールの内側をしっかりと打つことができていることがいいのかなと今は思います」

 ―近本の助言で印象に残っていることは

 「ボールに合わせてバットを出すというよりは、自分のスイングをした中でボールを捉えるということが大事ってことを言われました。調子が悪い時はボールに合わせてしまうところがあったので、そこを自分のスイングをしながらボールに合わせていくってことを考えてからは、捉え方が良くなったんじゃないかなと思っています」

 ―技術よりも考え方を教わった

 「そうですね。どちらかと言えば、考え方を教わったという形ですね」

 ―試合前の準備や試合後のケアで意識していることは

 「試合前はストレッチなど、体のケアをしっかりとやって、試合に臨むってことが今は一番大事だと思っています。試合後はお風呂に長めにつかるだとか、そういった単純なことではあるんですけど、毎日やることによって、いい形で試合に入っていけるのかなと思っているので、今は細かいところを大事にしてます」

 ―体重の変化もある

 「2キロぐらい減りました。多少、減ってきてる部分はあるんですけど、間食を入れたりだとか、工夫はしています」

 ―間食は社会人時代はしなかったか

 「そうですね。試合中に何かを口にするってことは、社会人時代はなかったので。毎日試合がありますし、体の面が一番大事かなと思っているので、気をつけて摂るようにはしてます」

 ―何を食べているのか

 「バナナやおにぎり、ゼリー飲料を間食として摂るようにはしてます」

 ―後半戦の具体的な目標は

 「やはり、打撃面では打率3割を目標にやっていきたい。盗塁数は30個はしたいなという気持ちです」

 ―新人王獲得を目標に掲げている中、盗塁王は大きなインパクトを与える

 「今のところ、そこまでタイトルに対しての強い気持ちはないんですけど、そういうのも視野に入れながら、やっていきたいと思いますし、一番はチームが勝つこと。自分のできる役割をしっかりすることによって、結果がついてくるかなと思います。まずは、チームの勝利を優先に考えてやっていきたいです」(下に続く)

 

 <中野拓夢>(なかの・たくむ)1996年6月28日、山形県天童市生まれ。25歳。日大山形で2年夏に甲子園4強、2年秋から主将。東北福祉大で4年時に全日本大学選手権優勝。三菱自動車岡崎では19年に社会人日本代表。昨年のドラフト6位で阪神に入団。ここまで76試合に出場して打率2割7分8厘、1本塁打、17打点。リーグ3位の16盗塁をマーク。171センチ、69キロ。右投左打。年俸800万円。

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