◆第103回全国高校野球選手権大阪大会 ▽2回戦 大阪桐蔭9―1大院大高=7回コールド=(18日・大阪市南港中央)
シードの大阪桐蔭が2018年北大阪大会決勝と同カードで快勝し、初戦を突破した。
プロ注目で主将の池田陵真中堅手(3年)が3安打2打点をマークした。「チームを勢いづける打撃ができた」と納得顔だった。
池田は3日の高知との練習試合で今秋ドラフト1位候補右腕の森木大智(3年)に4打席連続三振。その日の夜に「自分のポイントで打てていなかった」と打撃を修正し、翌日の東海大相模(神奈川)との練習試合では、センバツV左腕の石田隼都(3年)から2本塁打を放った。
15日には、前主将の薮井駿之裕(大商大1年)が激励に訪れた。代々の主将から打撃グラブを受け継いでいる池田は「全員の思いを背負って、日本一を取りにいきたい」と1回戦で敗退したセンバツの借りを返すことを誓った。