J2甲府がFW鳥海芳樹の先制弾を守り切り今季初の4連勝 栃木デビューの元日本代表FW豊田陽平封じる

スポーツ報知
先制弾をきめた甲府の鳥海(7月11日撮影)

◆明治安田生命J2リーグ第23節 甲府1―0栃木(17日、グリーンスタジアム栃木)

 J2甲府が敵地で栃木を1―0で下し今季初の4連勝。前半8分にFW鳥海芳樹がこぼれ球を反転右足シュートで押し込み先制した。シュートは90分を通してわずか2本だったが、J1鳥栖から栃木に加入したばかりの元日本代表FW豊田陽平をシュート0に抑え込んだ。2戦連続の完封勝ちで東京五輪による約3週間の中断期間を迎える。

 鳥海は冷静だった。前半8分、MF野津田岳人のシュートが相手DFにあたった瞬間を見逃さなかった。「野津田選手がシュート打つと思ったのでこぼれ球を狙おう。トラップできなかったが反転からうまく打てた」。相手DFが寄せてくることを警戒し、時間をかけず反転シュートしたことも値千金弾の要因だ。

 その後、リードを奪ったこともあり試合中に数回、フォーメーションを変えた。守備を安定させるとロングボールを幾度となく跳ね返した。後半25分にはクロスから豊田にヘディングシュートを狙われたがMF新井涼平が体を張って打たせなかった。鳥栖から加入したばかりで起用については不透明だった豊田について伊藤彰監督は「使ってくるという想定の中で取り組んだ。試合では想定する形で来てくれた」と対策も実り、結局シュートを1本も打たれなかった。

 今季初の4連勝だ。6月13日の18節・磐田戦敗戦(0●1)後、指揮官は東京五輪による中断期間までの5試合で勝ち点13獲得という厳しいノルマも掲げたが、栃木に勝利し目標達成。試合前まで首位だった磐田も敗れ、勝ち点差は5にまで縮めた。指揮官は「中断中に体を休められるし、けが人も戻ってくる」。新井も「自分たちのスタイルを見直したい」。中断空けはいきなりこの日2位に陥落した磐田とホームで対戦(8月9日)。しばしの休息をとり、夏の大反撃につなげる。(山田 豊)

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