【球宴】阪神・佐藤輝明、怪物ルーキーの原点は10歳の時に見た楽天・山崎武司の一発

スポーツ報知
次弟・太紀くん(左)と楽天生命パーク宮城で楽天・ロッテ戦を観戦する小学5年生の阪神・佐藤輝明(家族提供)

◆マイナビオールスターゲーム2021 全パ4―3全セ(17日・楽天生命パーク)

 「マイナビオールスターゲーム2021」の第2戦が17日、楽天生命で開催され、ソフトバンク・工藤監督率いる全パが接戦を制し、通算成績は全パの86勝80敗11分けとなった。阪神のドラフト1位・佐藤輝が2回に左越えソロ。“第2の故郷”で新人史上5人目の球宴アーチを描き、敢闘選手賞&マイナビ賞に輝いた。

 怪物ルーキーの原点は仙台にあった。小学生の頃、宮城に住む祖父母の家に帰省すると、よく楽天戦を観戦した。中でも、09年8月16日のロッテ戦。一緒に観戦した家族は「全く覚えていない」と話すが「サヨナラで楽天が勝ったやつね」と佐藤輝ははっきりと覚えている。延長12回でサヨナラ勝ちしたが、とくに印象深いのは、山崎武司が9回に放ったその日2本目となる同点2ランだ。

 10歳の佐藤少年は魅了された。「ホームランを打ちたい」。練習から常に本塁打を意識したフルスイングで、アーチストを目指した。今は子どもたちに夢を与える立場になった。本塁打を打つ秘訣(ひけつ)を子どもたちに伝えるなら? 「どれだけ練習でホームランを打つ練習をしてるか、ですかね」。夏休みの宿題はいつも後回し。朝が苦手でラジオ体操も行ったことがない。そんな小学生が本塁打を打つことだけには夢中だった。(森脇 瑠香)

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