【大阪】大阪でただ一人の女性指揮官・山田幸恵監督が率いる箕面自由学園が1回戦敗退

甚田蒼人主将をねぎらう箕面自由学園・山田幸恵監督(左)
甚田蒼人主将をねぎらう箕面自由学園・山田幸恵監督(左)

◆第103回全国高校野球選手権大阪大会 ▽1回戦 追手門学院12―5箕面自由学園=7回コールド=(17日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪でただ一人の女性指揮官・山田幸恵監督が率いる箕面自由学園が1回戦で敗退した。「厳しい試合になったけど、最後まであきらめない姿勢が見られた」とナインをねぎらった。

 山田監督は昨年4月にコーチから監督に就任。甲子園出場が懸かる夏の大阪大会は初めて指揮を執り「高校野球に関わるのは人生で初めて。緊迫感や雰囲気など、味わったことのない試合だった」。試合前は内野ノックを務め、試合ではサインを出した。

 小学生で軟式野球、中学で陸上短距離、高校でバドミントンをして東女体大で軟式野球を再開した。監督就任を打診された際は「私にできるかな」と不安だったという。神奈川出身のため人脈もなかったが「女性だからと思われないようにした」と挑戦を決めた。

 伸び伸び野球をやらせるのがモットー。「選手がやりたいことは自由にさせてあげたい」。就任後に選手と相談して丸刈りを廃止。「何でする意味があるんやろうな?と感じていた」。その結果、2年生が18人、1年生が24人も加入した。

 甚田蒼人主将(3年)は「年が離れていないので『こうしたらどう?』と、指導でも親身になってくれる」と「山田先生」と呼ばれて人気の監督に感謝した。後輩には「自分たちよりも能力がある。来年は確実に1回戦を突破できるチームになると思う」とエールを送った。

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