【福島11R・ジュライS】ケンシンコウが圧巻の復活劇 丸山元気騎手「馬が落ち着いていて駐立も良かった」

スポーツ報知
約1年ぶりの勝利を挙げたケンシンコウ

 7月17日の福島11R・ジュライS(ダート1700メートル=15頭立て)は、5番人気のケンシンコウ(牡4歳、美浦・小西一男厩舎)が昨年8月のレパードS以来となる約1年ぶりの勝利を挙げた。勝ち時計は1分44秒0(良)。

 課題のスタートを決め、中団グループの先頭で機をうかがった。勝負どころの3~4コーナーでインからスイスイ追い上げて最後の直線へ。残り200メートルを残し、馬と馬の間からグイとひと伸びした。最後は2着メイショウハリオに5馬身の大差をつけてゴール。丸山元気騎手は「久しぶりに馬がゲートの中で落ち着いていたし、駐立も良かった。できれば行きたかったけど、馬込みの中でも競馬ができた。夏場の方がいいかもしれないね」と、昨夏のレパードS以来の勝利を振り返った。

 小西調教師は「ここ数戦よりメンバーが楽になっていたし、調子も上がっていた。思うような競馬ができた」と重賞ウィナーの復活を喜んだ。8月28日のリステッド競走・BSN賞(新潟)で連勝を狙う。

 同馬は父パイロ、母マトゥリアルカ(父クリプティックラスカル)の血統。

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