中村獅童、初音ミクと共演「ペンライト振ってストレス発散を」…「九月南座超歌舞伎」製作発表

中村獅童(右)がバーチャルアイドル・初音ミクと京都・南座で共演
中村獅童(右)がバーチャルアイドル・初音ミクと京都・南座で共演

 歌舞伎俳優の中村獅童が17日、大阪市内で京都・南座の「九月南座超歌舞伎」(9月3~26日)の製作発表会見に出席した。

 伝統とデジタル映像の融合により2016年に誕生した超歌舞伎が、2年ぶりに京都・南座に帰ってくる。バーチャルシンガーの初音ミクとの共演で、南座公演のために書き下ろされた舞踊「都染戯場彩(みやこぞめかぶきのいろどり)」では、雪・月・花の情景を舞で表現。「雪の石橋」では獅童と初音ミクによる獅子の精の踊りが見所になる。

 芝居の「御伽草子戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ)」は、京都を舞台にした歌舞伎味あふれる作品。獅童は「客席参加型の芝居。コロナ禍で声が出せない分、思いっきりペンライトを振ってもらいたい。ストレスの多い世の中ですが、声を出さずにストレス発散してもらえたら」と、「萬屋」「初音屋」といった6種類の大向こうコメント入りのペンライトでの声援を期待した。

 歌舞伎の伝統ある南座での超歌舞伎公演に「大切な伝統を残しつつ、核心を追求したい。南座でやらせていただくのは感慨深いですね」と笑顔。初音ミクについては「絶対間違えないですから。同じきっかけ、タイミングでセリフをおっしゃる。完璧に仕上げていらっしゃいますから」と大絶賛。さらに舞踊についても「ここまで踊りが上達されるなんて、並々ならぬ努力をされている」と話し笑いを誘った。また、3歳になる長男も超歌舞伎ファンだといい「七夕のお願いごとに超歌舞伎に出られる人になりますようにと書いてあった。(将来は)息子でも、違う人でもやってくれたらいいですね」と笑みを浮かべた。

 亡き中村勘三郎さんから「いいところは、心が入るところ。いくつになっても破れかぶれになる。その精神を大事にしてちょうだい」という言葉をかけてもらった獅童。「作品ごとに心で魂でハートに届く芝居をする。超歌舞伎を受け入れてもらえるようにしていきたい」と改めて抱負を語った。

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