【球宴】阪神・佐藤輝明ホームランダービー完敗「勉強」…鈴木誠也に質問攻め

ホームランダービー1回戦で敗退となった阪神の佐藤輝明
ホームランダービー1回戦で敗退となった阪神の佐藤輝明

◆マイナビオールスターゲーム2021 全パ4―5全セ(16日・メットライフ)

 新人初のリーグ最多得票で選出された阪神・佐藤輝は4打数無安打。試合前のホームランダービーも1回戦で敗れたものの、大きな拍手を浴びた。テル担当の森脇瑠香記者が「球宴でも輝くゼーット!」と題して黄金ルーキーの初舞台に迫った。

 佐藤輝にとって、貴重な一日になったはずだ。「Zポーズ」で記念撮影し臨んだ山川とのホームランダービーは完敗。中堅に2本、右翼席中段に1本、右中間へ推定飛距離140メートルの計4本を放ったが、9発を放った先輩に及ばなかった。「疲れました。負けちゃいましたけど、すごい楽しかったです。いや~もう、9本打たれたのですごいプレッシャーでした」。練習中、2人で座り込んで話した約10分間は濃密な時間だったと思う。

 フリー打撃で同じ組だった鈴木誠には自ら声をかけた。右翼の守備練習に就いても質問攻め。いつもは「まあ、いろいろ」とあっさり答える男が、この日は目を輝かせ「数字を気にしているのか、どういう準備をしているのかとか聞きました」。真剣な顔で何度もうなずきながら話を聞く姿には、あくなき探究心がにじみ出ていた。

 大学時代に「2世」と呼ばれた柳田との“対談”も実現。ともに中継のインタビューに呼ばれ「動画とかはよく見させてもらっています。雲の上の存在というか、すごい方なんで勉強することばっかりです」と素直に思いを伝えた。柳田から「それは言い過ぎ」と突っ込まれながら「明日、話してみたいです」と“直接取材”で技術を盗む考えも見せていた。

 初の球宴、初戦は4打数無安打2三振に終わったが「負けないようなスイングをした」と前を向いた。シーズン中は1人黙々とアップをしているが、多くの選手と笑顔で会話し、とても楽しそうに感じた。「周りはすごい人だけなんで、いろいろ聞き出して自分の勉強材料にしていければ」。第2戦が行われる楽天生命パークには宮城在住の祖父母が観戦に訪れる予定。第1戦で得た金言を糧に、大きな本塁打を見せてくれるに違いない。(森脇 瑠香)

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