【ヒルマニア】大谷翔平60発キングの可能性は…残り73試合で本塁打率10・81で到達、後半戦スタート

大谷翔平
大谷翔平

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)の後半戦が16日(日本時間17日)、本拠地でのマリナーズ戦から再開する。オールスター戦までの前半戦は、両リーグで断トツの33本塁打。メジャーで延べ13人目のハイペースだ。過去に33本以上の選手と比較し、ヒルマニアが60本到達や本塁打王の可能性を占う。

 大谷の前半戦の本塁打率(1本塁打に要した打数)は9・12。1961年に61本の新記録(当時)を作ったマリスと並んで6番目のハイペースだ。その6人中、後半戦も10点台以下のペースを維持できた3人(ボンズ、マグワイア、マリス)だけが60本の大台に乗せている。大谷は故障なく残り73試合に出場すれば、1試合4打数として292打数。本塁打率が10・81にとどまっても27本で合計60本に到達する。前半戦に33本以上の12人中、8人が本塁打王に輝いている。

 大谷は、主に自身の後ろの3番を打っていたトラウトの故障離脱(5月17日)前までは、相手投手がトラウトを警戒するあまり1か月半で四球はわずか8。1試合あたりの打数は4・00だが、トラウトの離脱後は30四球と増えて1試合あたり3・23打数と大幅に減っている。60本に届かせるには前半戦の本塁打ペースをキープするとともに、今月末に予想されるトラウトの復帰によって歩かされるケースを減らし、打数を増やすこともキーポイントになりそうだ。

 オールスター戦では2打数無安打に終わったが、前半戦に33本以上打ちオールスター戦で本塁打を放ったのは1969年のハワードだけ。ハワードは後半戦に本塁打のペースが大幅ダウン(本塁打率10・82→16・00)してタイトルも逃した。同年のジャクソンも47本止まり。オールスターまでに9本差をつけられていたH・キルブリュー(ツインズ)が後半戦に21本放って49本、打点も140で2冠に輝きMVPもさらった。この2人以外で本塁打王になれなかったゴンザレスとソーサは、ともに70本台をマークしたボンズ、マグワイアが上位に君臨していたためだ。(ベースボール・アナリスト、蛭間豊章)

前半戦33本塁打以上打者
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打撃・投手部門ベスト3
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大谷翔平
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蛭間 豊章
 (ひるま・とよあき)1954年3月8日、埼玉県生まれ。名門・大宮高野球部は1年で退部したが、野球への愛着が募り、73年報知新聞社入社。記録記者、MLB専門記者と野球一筋。野球知識検定3級。ウェブ報知内のブログ「ベースボール・インサイド」(https://weblog.hochi.co.jp/hiruma/)や野球コラムも執筆中。愛称は「ヒルマニア」。

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