【栃木】 ブラスバンドの応援を背に作新学院が初戦突破 新曲Gフレアには「“何か”がある」

スポーツ報知
吹奏楽部の演奏で盛り上がる作新学院の応援席

◆第103回全国高校野球選手権栃木大会▽2回戦 作新学院8―2栃木(16日・栃木県総合運動公園野球場)

 10連覇を目指す王者・作新学院には、心強い仲間がいる。上限50人で演奏が認められている吹奏楽部員たちだ。

 全日本吹奏楽コンクールに出場した実績のある名門。2年ぶりの夏の大会の応援に向け、10曲の新曲を用意した。この中には、野球部員からリクエストがあった巨人のチャンステーマ「Gフレア」が含まれている。

 試合は6回終了時で2―2。初戦の緊張感からか、攻撃では「あと一本」が出ず、守備の乱れが失点に結びついたが、7回表に4安打を集め4点を挙げて試合を決めた。

 「迫力のある応援をいただいたからこそ、苦しい試合でも粘れたんだと思います」と小針崇宏監督(38)。7番で4打数3安打4打点と活躍した相場秀三遊撃手(3年)は「Gフレアは、チャンスで何度も流れていましたね。“何か”がある曲だと思います」と話し、プレーに勢いを与えてくれた吹奏楽部に感謝していた。

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