【北北海道】滝川西、昨夏独自大会Vクラーク撃破で8強入り

スポーツ報知
9回2死、最後の打者を打ち取り喜ぶ滝川西のエース・坪田

◆第103回全国高校野球選手権北北海道大会▽1回戦 滝川西8―4クラーク(16日・旭川スタルヒン)

 滝川西が同じ空知地区のライバルで昨夏の独自大会優勝校・クラークを破り、2年ぶりに初戦突破した。

 サイド右腕のエース・坪田瑠衣登(3年)が強力打線相手に粘投した。154球で9回9安打4失点で完投。スタメンに左打者5人並べる打線に外角のツーシームを効果的に使った。5回から8回までは1点ずつ小刻みに失点するが、大量失点は許さなかった。春は地区大会で0―3で敗戦。「前回よりも強い気持ちで投げた。春は制球が安定しないツーシームで決まって良かった」と振り返った。

 滝川西は2017年に甲子園に出場。その影響もあり入学を決めたエースは「当時のような応援されるチームになって戦いたい」と話した。

 次戦は18日に4強入りをかけて旭川工と対戦する。

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