箱根駅伝V奪回を目指す青学大のユニホームに今季も新潟県妙高市のロゴマーク

箱根駅伝V奪回を目指す青学大は今季の学生3大駅伝で着用するユニホームに妙高市のロゴマークをつけることを発表した(左から原晋監督、妙高市の入村明市長、飯田貴之主将)
箱根駅伝V奪回を目指す青学大は今季の学生3大駅伝で着用するユニホームに妙高市のロゴマークをつけることを発表した(左から原晋監督、妙高市の入村明市長、飯田貴之主将)

 箱根駅伝優勝5回の青学大と新潟県の妙高市は15日、今年1月の第97回箱根駅伝に引き続き、今年度の学生3大駅伝でも青学大駅伝チームのユニホームに新潟県の妙高市のロゴマークを表示することを発表した。

 青学大と妙高市は昨年11月に連携協力に関する協定を締結し、その事業の一環として、箱根駅伝で着用するユニホームのロゴマークのスポンサーとなった。今季は出雲駅伝(10月)全日本大学駅伝(11月)、箱根駅伝(来年1月)の3大駅伝すべてで妙高市のロゴマークをつけることになった。

 昨年4月、日本陸連のルール改定によって、各チームは国内大会でユニホームに所属名、製造メーカーに加え、シャツとパンツに同一のスポンサー名を表示できることが認められた。青学大は毎年、合宿を行うことで縁深い妙高市のロゴマークをつけて今年1月の箱根駅伝に出場。往路12位と出遅れたが、復路で意地の優勝を果たし、総合4位となった。他校が企業や商品名のロゴマークをつける中、地方自治体のロゴマークは異色で注目された。さらに、大会後には原晋監督と選手が出場したバラエティー番組にも妙高市のロゴマークがついたユニホームで出演。注目度は高く、成績以上の存在感を示した。

 最近7年間の箱根駅伝で優勝5回。実力、存在感ともに大学駅伝界で出色の青学大には、今季も多くの企業からユニホームスポンサーのオファーが届いた。その中で今季も緑のユニホームに妙高市のロゴマークを表示することが正式に決定。「妙高市には毎年、合宿でお世話になっています。立派な陸上競技場をはじめ、ランニングに適した公園や道がたくさんある。食事もおいしい。金銭面だけで言えば、妙高市よりも良い条件はありますが、妙高市に恩返しをしたい、という気持ちです」と原監督は説明した。

 学生3大駅伝のほか、駅伝のメンバー選考となるロードレースやトラック競技会などにも妙高市のロゴマークが入ったユニホームで出場する。

 昨季の全日本大学駅伝、箱根駅伝では駒大が2冠に輝いた。今季の青学大は挑戦者の立場。主将の飯田貴之(4年)、5000メートルと1万メートルで青学大記録を更新した近藤幸太郎(3年)を中心に巻き返しを図る。さらに鶴川正也、若林宏樹、野村昭夢ら強力なルーキーも台頭。「駒沢さんは強いが、青学大も選手層が厚みを増している。負けていられません」と原監督は箱根駅伝V奪回に意欲を示す。

 コロナ禍によって、全国で観光業は苦戦を強いられている。妙高市も例外ではない。「青学大が目立って妙高市をアピールしたい。高速道路が通っているので、東京、名古屋、関西からも交通の便がいい。温泉も最高です」。中国電力でのサラリーマン時代「カリスマ営業マン」の異名を取った原監督は、チームを頂点に導くと同時に妙高市を猛烈に売り込むつもりだ。

 ◆妙高市(みょうこうし) 新潟県の南西部に位置し、長野県に隣接している。2005年に新井市が妙高高原町、妙高村を編入合併し、妙高市と改称された。妙高市のホームページによると6月30日現在の人口は3万976人。標高2454メートルの妙高山は日本百名山に選定されている。陸上競技場とランニングコースが完備されたスポーツ公園、芝生の歩道、クロスカントリーコースなど練習環境が整っており、毎年、多くの実業団、大学、高校の陸上競技部が夏合宿を行っている。

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