日本医師会・中川俊男会長、東京五輪・パラ「開催する以上、安全安心な大会になるよう全力注ぐ」

スポーツ報知
日本医師会・中川俊男会長 

 日本医師会の中川俊男会長は14日の定例会見で、開幕が近づく東京五輪・パラリンピックについて「国内の新型コロナウイルス感染症が終息してない中、またワクチン接種を同時並行で加速させなければならない中で開催する以上、安全安心な大会になるよう医療者として全力を注ぎ対応していく」と述べた。

 中川氏は会見で、12日に大会の競技会場を有する9都道県医師会を中心とした連絡協議会をオンラインで開催し、大会に向けた対応状況や課題などの情報共有を行ったことを報告。「(外部との接触を断つ)バブル方式がうまく機能するのかどうかや、ホストタウンにおける感染拡大に心配の声が上がった」とし、同協議会で示された懸念を大会組織委員会に伝えると明らかにした。

 また、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されている地域の感染状況について「陽性者数が増加している首都圏1都3県だけでなく、全国的にみても感染の再拡大の兆候がみられる」との危機感を示した。

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