【巨人】東京D初7被弾で大敗 宮本コーチ「メンタルの弱さは力がないということ」自己最短2回KOサンチェス2軍降格決定

スポーツ報知
8回2死二塁、村上宗隆のこの日2本目の本塁打となる26号2ランの打球をベンチで見つめる原辰徳監督

◆JERAセ・リーグ 巨人6―14ヤクルト(13日・東京ドーム)

 巨人がヤクルトの一発攻勢で大敗した。先発のサンチェスと桜井が3発、デラロサも1発を浴びるなど今季ワースト14失点。1試合で7本塁打されるのは20年ぶりの屈辱となった。打線はキング争いのライバル・村上に眼前で2発を見せつけられた主砲・岡本が3安打2打点と奮闘も及ばず。首位・阪神も敗れゲーム差は2のまま。首位ターンは消滅したが、阪神1位、巨人2位で折り返した過去3度はいずれも巨人が逆転優勝している。

 これだけ打たれるのも珍しい。巨人が記録的な一発攻勢を受けて大敗した。1試合7被弾は01年9月1日の広島戦(広島)以来、球団20年ぶり5度目。本拠地東京Dで7本塁打を浴びるのは球団史上初という屈辱だった。常に前向きな原監督は「打たれようとしているわけじゃないしね。どこかに次につなげる、ということはね。必要なことでしょう」とし、投手陣に良薬とすることを求めた。

 チームが甲子園で阪神に連勝していい流れで迎えた一戦。残念だったのは先発のサンチェスだ。東京五輪のドミニカ共和国代表右腕は2回無死、28日の開幕戦・侍ジャパン戦で対戦の可能性がある村上に同点ソロを浴びた。さらに1死から吉田成、サンタナに連続ソロ。2死からは投手の奥川に四球を与え、続く塩見に適時二塁打を浴びた。「先発ピッチャーがね。何とかゲームをつくることが必要ですね」と原監督。自己最短の2回4失点KOとなった。

 開幕前、原監督はサンチェスにエース級の働きを期待していた。好不調の波が激しく5勝5敗、防御率4・68と低迷。特に東京Dでは6登板で防御率6・31と相性が悪い。宮本投手チーフコーチは「1本ホームランを打たれた後『よし、頑張るぞ』という姿さえも見えなかった。メンタルの弱さは力がないということ。残念ながら1軍のレベルに今はない。2軍に行ってもらいます」と明言した。

 早期降板のしわよせが救援陣にいき、2番手の桜井が3イニングで3被弾。デラロサが8回、村上にこの日2本目の一発を浴びるなど4失点した。球団3年ぶりの14失点。それでも明るい材料はあった。攻撃陣が最後まで集中力を切らさず次につながる6得点。原監督も「振り返るもんじゃないんだよ」と切り替えた。

 首位・阪神と2ゲーム差で、前半戦首位ターンの可能性は消滅した。14日のヤクルト戦(東京D)は球宴前の最終戦。1軍練習に帯同していた畠をリリーフで登録して総力戦で挑む。この試合を最後に東京五輪による中断期間に入るだけに、いい形で勝利で締めたいところだ。(片岡 優帆)

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