比嘉愛未「細胞レベルで感じる時が私の適齢期」新垣結衣、戸田恵梨香が先に結婚…インタビュー<2>

比嘉愛未
比嘉愛未

 女優の比嘉愛未(35)が主演するフジテレビ系「推しの王子様」(木曜・後10時)が15日にスタートする。深田恭子(38)の降板を受けて急きょの出演となったが、「深田さんのことを考えると複雑な気持ちだった」と振り返った。キャリア16年にして初のラブコメで、現在放送中のテレビ東京系「にぶんのいち夫婦」(水曜・深夜0時40分)はドロドロの不倫ドラマだけに「切り替えが大変だったが、今は胸キュンのセリフやドキっとするシーンがあって新鮮」とも。出世作となったドラマ「コード・ブルー」への思い、結婚観や健康法なども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・小泉 洋樹)

 〈1〉から続く

 「にぶんの―」では夫の携帯電話を見たのをきっかけに、不倫を疑って嫉妬に狂う妻を演じている。

 「嫉妬深いといいますが、女性なら誰もが共感してくれると思いますよ。きれいな水の中に墨をポンって入れたら広がるじゃないですか。それと一緒で、一滴でも疑う気持ちが芽生えたら止まらず広がって、どんどん信じられなくなる。『にぶんの―』に関しては、絶妙なタイミングで疑う証拠とかが出てきて、誰でも主人公の文ちゃんみたいになると思います」

 ―個人的には恋人の携帯を見たりする方なのか。

 「私はまず夫の携帯は絶対に見ません。見たくもない。『浮気してる』とかも言わないです。私、自分の中身が男だと思う瞬間があって、たぶん恋愛に関しては男です。それこそ、浮気しているって証拠が見つかったら『どうぞ、そちらに行ってください』ってなります。執着があまりないんですよ。ドライかなって思う瞬間もありますが…。そこが私の未熟さかもしれないですけど、まだ結婚も家族を作ることも経験していないですからね。みなさんそれぞれ、そういう部分を許したりしながら関係を築いたりするんでしょうけど…。なんだろう、私、夢見がちなのかな。だって世界に75億人がいる中で、出会って結婚して家族になるんですよ。他人同士が。よほどの縁を引き寄せて出会っているワケじゃないですか。そこで約束していることを裏切るっていうのは、この先信じられます? 信頼関係が大事なので、そこは『なんくるないさ~』とは絶対ならないです」

 ドラマでは夫を疑う役を演じているが、実生活では理想の男性と結婚できる自信があるという。

 「ドラマをやって『結婚って幸せでもないんだな』っては思いますが、私はいい人選べる自信はあります。なぜかというと仲のいい両親を見て育っているので…。私、父が理想なんです。真面目で愛情深くて浮気とかの疑いもないですから。父には何から何まで、恋愛話も全部話していて、沖縄に帰ったら『お父さんとデートするから、お母さん居残りしてて』って。2人で恋人気分でツーリングしたりするんで、たまにお母さんはやきもち焼いてます。周りからは理想が高いって言われてますがそこは妥協したくないです」

 「コード・ブルー」で共演した新垣結衣(33)、戸田恵梨香(32)が結婚した。仲良し3人組では唯一の独身だが…。

 「何か問題あります?(笑い)。“コード・ブルー人気”があるから、私も結婚とか聞いてもらえるんでしょうけど…。純粋に結衣も恵梨香もすごい祝福していますし、2人はたまたま結婚が同じタイミングだっただけですよ。私に対しても『幸せになってほしい』って言葉をいただくのはありがたい話ですが、私、絶対に幸せになると思っているので大丈夫です。ずっと一人で人生を生きたいと思っているワケではないし、長い人生であせるよりは『本当にこの人だった』と細胞レベルで感じる時が私の適齢期と思っています。そこは長い目で見守っていただければうれしいです」

 2005年に映画「ニライカナイからの手紙」でデビュー。キャリアは16年を数えるが、役作りはどうしているのか。

 「ずっと一人で出続けるドラマってないじゃないですか。人間関係で何かが起こって、その人の挫折とか成長を描いていくのがドラマだから、私がガチガチに役を固めて『どうだ』ってやると、ちょっとバランスが悪くなると思っていて、キャストの方やスタッフさんとセッションするのを大事にしています。今日も『初めまして』で取材を受けていますが、こうやって会話を重ねていくと、何となく自然とお互いの人柄が分かってくるし、自然な会話劇になっているじゃないですか。そこで合わない人もいますが最初からバチッと合う人もいる。それがリアルだと思っているので、そういう意味ではあまり役作りはしていないかもしれません。最初の頃は『表現しなきゃ』とか『失敗したくない』とか『自分が自分が』という自我がありましたが、今は自分を固めていたガチガチな鎧(よろい)みたいなモノが外れていって、伸び伸びやれてる気がします」

 ―「推しの王子様」でも伸び伸びやっている。

 「はい。『推しの―』はラブコメの要素が強いし、コメディーってリアクションって大事で、『えっ』っていうひと言の表現でもすごく幅が大きいんですね。私は最初に思いっ切り、ドカンとすごいのをやってみて『もっと下げて』『もっと上げて』とか監督と折り合い、詰めていっています。以前に比べて引き出しができたというか、10年前の私ならできなかったことも、今なら『これできますよ』『これどうですか』って監督さんや共演する方とセッションできるのが楽しいです」

 〈3〉へ続く

 ◆比嘉愛未(ひが・まなみ)1986年6月14日、沖縄県生まれ。35歳。2005年「ニライカナイからの手紙」で女優デビューし、07年にNHK朝ドラ「どんど晴れ」のヒロインを務める。08年からフジテレビ系「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」シリーズ、09年にNHK大河ドラマ「天地人」に出演。13年には「飛べ!ダコタ」で映画初主演を務める。ドラマ「マルモのおきて」や「DOCTORS~最強の名医~」シリーズなど話題作に。14年には「真田十勇士」で初舞台を踏んだ。趣味は絵画。身長169センチ、血液型B。

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