安部孝駿、念願の29歳初五輪は「感謝の気持ちを伝えられるような走りをしたい」

公開練習を行う安部孝駿
公開練習を行う安部孝駿

 東京五輪陸上男子400メートル障害代表の安部孝駿(ヤマダホールディングス)が9日、都内で練習を公開した。29歳でたどり着いた初五輪。「本当にいろいろな方の応援とサポートで五輪の舞台に立てる。感謝の気持ちを伝えられるような走りをしたい」と思いを新たにした。

 世界陸上には11年大邱大会で初出場して以降4度の出場経験があるが、五輪はこれまで縁遠かった。「過去2回(ロンドン、リオで)チャンスがあったんですけど、それをものにできずに自分の中でモヤモヤしたものがあって。ようやく手にした切符なので、しっかりかみしめて、楽しみながら。夢の舞台って言うのを存分に味わってレースしたいです」と力を込める。

 8日には、新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、1都3県での無観客開催が決まった。“晴れ舞台”では、選手の足音だけが響くような静寂の中を駆けることになる。「選手としては残念ではありますが、テレビ放送もありますし、東京でやるので時差もないので見て下さる方は多いのかなと。そこはあまり意識はしていないです」と冷静に言葉を選んだ。

 直近の19年ドーハ世陸では10位。決勝進出圏内の8位に肉薄し、手応えも深めた。「決勝進出が目標です。準決勝で、自分の持っている力以上のものを出せるようにしっかりと準備をしていきたい」。レースまで1か月足らず。悔いない日々の積み重ねが、望む結果へとつながっていく。

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