【日本ハム】栗山英樹監督が見た松坂大輔 右腕が欲しがったプホルスのバットに「本当に野球が好きなんだな」

スポーツ報知

 今季限りでの現役引退が発表された西武・松坂大輔投手(40)に、日本ハムの栗山英樹監督(60)が思いを語った。

 「日本の球界を支えてくれて、本当に大きく盛り上げてくれて、ただただ感謝している。超一流の選手がやめるというのは本人にしか分からない。本人の心の中が、答えだとずっと思っている。大輔にいろんなことを教わってきた。本当に長い間ありがとうございました、という思いでいます」

 自身の現役引退後、取材者として、高校時代からメジャーに移籍しても追いかけた。「大輔に関してはしょっちゅう定期的にインタビューを撮らせてもらっていた」。一番印象に残っているのは米国時代。栗山監督は、取材でカージナルスの主砲・プホルスからバットをもらったことがあった。その夜、松坂と食事に同席した際「プホルスのバット、俺にくださいよ」と松坂にせがまれたという。

 平成の怪物が、怪物たり得る由縁を見た気がした。「こんなにメジャーで騒がれてスーパースターになっている松坂大輔でも、子どもみたいに、そういうすごいやつに憧れる野球観がある。本当に野球が好きなんだなというのが俺はすごく印象にあった。こういう思いで野球をやっている人じゃないと、うまくならないんだな」。野球への純粋な思いの必要性を、松坂から教えてもらった。

 日本ハムの監督として、選手を育てる中でも、松坂の歩んだ軌跡が目印になった。「松坂大輔という投手が時代の象徴だった。高卒1年目から投げ始めたりとか、(下積み期間を)すっ飛ばしてもいいような怪物が生まれてくる。(大谷)翔平(の育成)を進めるに当たっても、うちの高校から入ってきた投手を進めるに当たっても、省いて良いものと、省いてはいけない物があるというのを示してくれた投手。そういう意味でも感謝しています」と大きな功績をたたえた。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請