大野将平、「防衛的悲観主義」で2連覇へ 五輪選手団結団式

大野将平
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 東京五輪日本選手団の結団式と壮行会が、都内で史上初のオンライン形式で行われた。柔道男子73キロ級でリオ五輪王者の大野将平(旭化成)は合宿先からオンラインで参加。「あらためて多くの方のご尽力があって東京五輪が開催されるということを感じた。我々アスリートは全身全霊を懸けて、最高の結果を出せるようにパフォーマンスすることに尽きる」と表情を引き締めた。

 2019年世界選手権をオール一本で制するなど圧倒的な強さを誇り、東京五輪では2連覇が懸かる。周囲の期待を受け止めた上で「言葉にする以上に連覇は難しいことだと自分自身が一番理解している。勝ち続ければ勝ち続けるほど、勝負とは簡単ではないということが再確認できる」と冷静に分析。「防衛的悲観主義という言葉もありますけど、試合のギリギリまで自分を疑い続けてやっていきたい」と心構えを語った。

 柔道競技は五輪に初採用された1964年東京大会と同じ日本武道館で行われる。柔道の創始者の故・嘉納治五郎氏が幻となった1940年東京五輪の招致に尽力した歴史もある。「古き良き日本柔道を思い出せるような柔道を日本武道館の畳の上で体現したい。柔道と五輪の関係は非常に深い。運命的なものも感じながら戦えれば」と強い決意をにじませた。

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