16日から函館競輪G2「サマーナイトフェスティバル」伊与部隆部長「官民一体で盛り上げる」

 道内で唯一の競輪場・函館競輪で16~18日までビッグレースのG2「サマーナイトフェスティバル」が開催される。同競輪場では過去3度同大会が開かれており、今回は15年以来6年ぶり。今大会も含め、函館競輪場の在り方や今後について、同市競輪事業部の伊与部隆部長に聞いた。(聞き手・永井 順一郎)

 ―16日からビッグレースのサマーナイトフェスティバルが開催されます。

 「コロナ禍で、様々な規制がありますが、開催できることをうれしく思っています。函館競輪場は1998年に日本で一番早くナイター開催を開始した、いわばナイターのパイオニアです。6年ぶりに、『G2サマーナイトフェスティバル』を開催できるのは感慨深いですね。この度、開催に備え走路の舗装、お客様が見やすいよう、ポリカーボネート板の透明度回復工事を行ったところです」

 ―今回、ファンは入場できますか?

 「検温、マスク着用、3密回避、消毒や換気等、これらを十分に実施するとともに、業界のガイドラインや独自に作成した『市営函館競輪コロナウイルス感染症対策要綱』に沿って1日1000人の入場制限をし、有観客で行います。その上でイベントもできる範囲で実施します」

 ―競輪場に来られて3年目。以前と今では競輪に対する思いの違いはありますか?

 「以前は監査、財務や観光などの本庁舎内部の部署にいました。公営競技の競輪は、独特な世界なんだなと思って見ていました。しかし、いざ自分がトップになると、売り上げや収益の確保、競輪の使命である一般会計への繰り出しや社会還元など結果を残すため、経営者の目で見ていかないとダメだと感じています。PRの面では新たに『市営函館けいりん宣伝大使』を設置し、函館市にゆかりのある方々に大使を担っていただいております」

 ―函館は日本でも1、2を争う人気の観光地です。

 「函館で特に有名なのは100万ドルと言われる夜景です。そこで真夏の夜の祭典であるサマーナイトフェスティバルが開催されることは、まさに函館にピッタリだと思います。今回初めての企画として、レースの合間に競輪場の外壁や走路内にイルミネーションやムービングライトなどの光の演出を考えています。函館山から夜景を見ると競輪場もライトアップされている。想像しただけでもワクワクしますし、期待しています。この時期の函館はとても過ごしやすい気候であり、近隣には有名な温泉街があり、魚介類を始め食材も豊富で、おいしい食事が堪能できます。本当に函館は素晴らしいところです」

 ―観光と競輪がうまくマッチすれば、盛り上がります。

 「市への財政貢献では、収益の中から一般会計への繰り出し金はこれまで292億円超となっています。2018年度からは毎年、7000万円を繰り出しています。公営競技である函館競輪の使命は、市民のための社会貢献が第一ですが、お金だけでなく職員や選手が定期的に周辺の清掃をしたり、環境美化に努める活動もしております。これからも官民一体となって函館競輪場を盛り上げていきたいですね」

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