松井秀喜氏「大谷選手は唯一無二の存在です」日本人最多31号 「とうとう日本人が長距離打者」

スポーツ報知
2015年3月、チャリティーベースボールゲームの始球式で、ジーター氏(手前)と松井秀喜氏の対決の球審を務めた大谷(捕手は小林)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が4日(日本時間5日)、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で出場し、3回に31号ソロを放って、ヤンキース時代の2004年に松井秀喜氏(47)=ヤンキースGM特別アドバイザー=がマークした日本選手シーズン最多本塁打記録に並んだ。同日、発表されたオールスター戦(13日・デンバー)のア・リーグ先発投手部門でも選ばれて、史上初の二刀流出場が決定。12日の本塁打競争にも出場する大谷に、松井氏がメッセージを送った。

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 大谷選手の驚異的なホームランのペースに、ただただ感嘆しております。彼が持っていた素質に加えて、バッティングへの探究心やトレーニングが、メジャーリーグ屈指の長距離打者に成長させたのではないかと思っております。

 私がヤンキースでプレーしていた時には、ジェイソン・ジオンビー選手やゲーリー・シェフィールド選手、アレックス・ロドリゲス選手らに囲まれていましたが、彼たちのパワーに圧倒され、私は『ここで長距離打者になるのは難しい』と感じていました。しかし、今の大谷選手は完全にそちら側の選手になっています。

 私にメジャーリーグにおいて長距離打者であってほしいと願っていた野球ファンの方々は、私のその姿を残念な気持ちで見られていたと思いますが、今の大谷選手を見て、とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者となり、スッキリされているのではないでしょうか。

 また、彼はそれだけにとどまらず、素晴らしいピッチャーでもあります。野球の長い歴史の常識を変えた、唯一無二の存在です。これからますます、大谷選手を応援されるファンの方々や、彼のようになりたいと思う少年たちが増えると思います。

 今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、躍動される姿を、私も一野球ファンとして期待しております。

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