死去した大島康徳氏、最後のブログ公開「病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ」

スポーツ報知
大島康徳氏

 2017年2月にステージ4の大腸がんを公表し、肝臓に続き肺への転移を告白していた元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳氏が亡くなったことが5日、わかった。70歳だった。中日と日本ハムで活躍し、通算2204安打をマークした。

 大島さんの公式ブログが5日に更新され、最後の言葉が公開された。

 「この命を生ききる」と題名で投稿。「この先の人生何かやりたいことがあるか?と真剣に考えてみたけれど特別なことは何も浮かばない(笑)」と書き始められると、「高校を卒業してプロ野球選手としての人生をスタートしこの年になるまで野球一筋、野球人として生きることができた。皆様のおかげです。どうもありがとう」と応援してくれたファン、関係者に感謝の気持ちを記した。

 「そりゃ辛いこともあったけど、それ以上にこの世界にいなければ得ることができなかったであろう ファンの方からの声援や感動や喜びを たくさんいただいた。貴重な経験もたくさんさせて頂いた」と振り返り、「よき先輩、よき後輩、よき仲間、よき家族に恵まれ美味しいものをよく食べて、旨い酒をよく呑んで、大いに語らい、大いに笑い、楽しいことやりたいことは片っ端からやってきた。楽しかったなぁ…」とつづった。

 そして「これ以上何を望む?もう何もないよ。幸せな人生だった 命には必ず終わりがある 自分にもいつかその時は訪れる その時が俺の寿命 それが俺に与えられた運命」といい、「病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ」と自身の命を全うしたとした。

 最後は「その時が来るまで俺はいつも通りに普通に生きて自分の人生を、命をしっかり生ききるよ 大島康徳」と結んだ。

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