【阪神】佐藤輝明セ新人野手初の1試合5三振、プロ野球19人目

7回2死一塁、4打席連続三振となった佐藤輝
7回2死一塁、4打席連続三振となった佐藤輝
1試合5三振の記録
1試合5三振の記録

◆JERAセ・リーグ 広島4―3阪神(4日・マツダスタジアム)

 体勢を崩され、佐藤輝が豪快に空振りした。1点を追う9回1死一、二塁。鯉の守護神・栗林とのルーキー対決は7球目の低めフォークで決着した。盛り上がる敵地のムードとは対照的に、背番号8は「ふ~」と大きく息を吐き、肩を落としてベンチに戻った。プロ野球タイ記録となる9イニングでの1試合5三振。セ・リーグの新人野手初の屈辱だ。19本塁打の怪物スラッガーが悔しさにまみれた。

 好投手・森下らの前に苦しみ、5回1死満塁の絶好機もフルカウントから内角カットボールに空転。シーズン109三振で新人歴代6位の86年・清原和博(西武)に並び、球団では同2位タイ(16年・高山)に。前日に15試合ぶり猛打賞をマークし、「構えを変えて、いいイメージでいけました」と手応えを口にしていたが、一転した。矢野監督は「小さくスイングしろとかは全然ない。でも、『勝たせる打者』になっていくというところで、思い切って振りながら、どう対応できるか」と真の長距離砲への成長を願った。

 打線はあと一本が出ず12残塁。不調の大山の打順を次戦で降格させる方針を固めた。2位の巨人も敗れ、首位陥落は免れたが、苦しい戦いは続く。サトテルのさらなる進化がチームの命運を握る。

(小松 真也)

■プロ野球史上19人目

 佐藤輝が1試合5三振。昨年7月28日対ヤクルト戦の秋山(神)以来、プロ野球19人目、セ12人目(パ7人、1リーグなし)となる1試合最多5三振(9回試合)を喫した。

 新人では、93年9月7日対広島戦の鶴田泰(中)、16年4月20日対オリックス戦の茂木(楽)に次いで3人目。セでは鶴田と2人目だが、鶴田は投手。セ新人野手では初めてになる。

 阪神での1試合5三振は、若菜嘉晴(1979年5月29日、対大洋)、ゲイル(1986年4年18日、対中日)、秋山拓巳(2020年7月28日、対ヤクルト)、佐藤輝明(2021年7月4日、対広島)となりチーム4人目。野手は若菜に次ぎ2人目。

試合詳細
7回2死一塁、4打席連続三振となった佐藤輝
1試合5三振の記録
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