◆練習試合 履正社9―3高知(4日・履正社高グラウンド)
今秋ドラフト1位候補の最速154キロ右腕、高知・森木大智(3年)が3日の大阪桐蔭戦に続いて履正社との練習試合に6回から登板。4回を投げ、3安打1失点5四死球5奪三振で最速は148キロだった。一方、7番打者としては5回1死でソロ本塁打、7回1死一塁でも適時二塁打を放ち、4打数2安打2打点の活躍だった。
大阪遠征の2試合を終え、森木は学校を通じて「(大阪桐蔭と履正社は)全国トップレベルなので、すごく勉強になった。一戦一戦頑張って、(高知大会で)4つ勝って(関西に)戻ってきたい」と自身初の甲子園出場を誓った。
この日は5球団が視察し、巨人の岸スカウトは「体の力は高校生トップクラス。伸びしろがまだまだある。自分が担当している選手では、(市和歌山の)小園と双璧。魅力的な投手。甲乙つけがたい」と絶賛。阪神の山本スカウトも「打撃センスも非凡なものがある」と評価していた。