横浜M・FW前田大然、五輪前最終リーグ戦で今季10点目…猛烈プレスでGKから奪取、無人ゴールへ

後半、柏GK金承奎(左)からボールを奪う横浜M・前田大然(カメラ・宮崎 亮太)
後半、柏GK金承奎(左)からボールを奪う横浜M・前田大然(カメラ・宮崎 亮太)
後半31分、ゴールを決めた横浜M・オナイウ阿道(左)を祝福する前田大然(カメラ・宮崎 亮太)
後半31分、ゴールを決めた横浜M・オナイウ阿道(左)を祝福する前田大然(カメラ・宮崎 亮太)

◆明治安田生命J1リーグ第21節 柏1―2横浜M(3日・三協F柏)

 横浜Mは敵地で柏を2―1で下し、2年ぶりの5連勝を飾った。前半途中に退場者を出し、数的不利となったが、東京五輪代表FW前田大然(23)が持ち前のスピードと豊富な運動量で、決勝弾を含む1得点1アシストと活躍。自身、五輪前最後のリーグ戦で存在感を示した。

 チームの試練を、五輪代表ストライカーが最高の働きで救った。0―0の後半31分、DFティーラトンのロングパスに抜け出したFW前田は、右クロスで日本代表FWオナイウの先制点をアシスト。手を地面にたたきつけて喜びを爆発させると、4分後には「狙っていた」とGKへの猛烈なプレッシャーでボールを奪い、無人のゴールに蹴り込んだ。耐え抜いた末の決勝弾に「諦めずにチームとして戦ったから取れたゴール」。J1初の2ケタ得点をマークし、五輪にも思い切り弾みをつけた。

 前半35分にMFマルコスが相手選手の足を踏んでしまい、VAR判定で一発退場。苦しい展開で守備に追われる時間も多かったが、「きつい部分もあったけど、1人少ないことを感じさせないプレーをみんなができた」と自慢の脚力と無尽蔵のスタミナで献身性を発揮。松永英機監督(58)も「非常に攻守でハードワークできる。彼の持ち味であるスピードをチームも生かせた」と評価した。

 「いよいよ始まるな」と五輪に向けて集中を高める前田は、5日から静岡県内での直前合宿に臨む。10日の福岡戦に出場できないことには「悔しい」と本音も出たが、「チームはこの勢いでやってくれると思う」と話した。過密日程と暑さが重なる五輪でも前田のプレースタイルは重宝されるはずだ。「僕は代表でしっかり同じようなパフォーマンスをしたい。チームが勝つためにたくさん走らないと」と意気込むスピードスター。大舞台に挑む準備は整った。(小口 瑞乃)

試合詳細
後半、柏GK金承奎(左)からボールを奪う横浜M・前田大然(カメラ・宮崎 亮太)
後半31分、ゴールを決めた横浜M・オナイウ阿道(左)を祝福する前田大然(カメラ・宮崎 亮太)
すべての写真を見る 2枚

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請