【オリックス】吉田正尚の守備を中嶋監督が絶賛「あれがすべて」 7年ぶり貯金10

スポーツ報知
1回2死二塁、呉 念庭の左飛を好捕した吉田正尚

◆パ・リーグ 西武0―8オリックス(3日・メットライフドーム)

 オリックスが攻守にかみ合う快勝で首位を堅守。貯金は2014年以来の2ケタ「10」に到達した。2位・楽天とのゲーム差を「3」に広げたが、中嶋聡監督は「いつも言っているようにゲーム差は全く関係ないし、目の前の試合をちゃんとやっていかないとと思う」と引き締めた。

 今季9度目の零封勝利を収めたが、指揮官が、その最大の功労者としたのが主砲の吉田正尚だ。打率でリーグトップを独走し、この日も2安打したが、理由はその打撃ではない。初回2死二塁の左翼守備だ。呉のライナー性の打球に飛び込み、地面すれすれでスライディングキャッチ。初回の攻撃で2死二、三塁の好機を逃した直後だけに、先制点を奪われると流れが一気に傾きかねない場面だった。中嶋監督は「今日はもう、正尚の守備から。あれが全てかと思う。あっ1点(取られる)と思ったがスーパープレーをしてくれた」と手放しで褒めちぎった。

 さらに、6回2死二塁からの三塁手・宗のプレーも称賛。森の左前に抜けようかという打球へ飛びついて、グラブに当てた。内野安打にはなったが、二塁走者は三塁ストップ。結局ここでも得点を与えず、「レフト前(に抜ける)のを飛び込んで止めてくれたのも、次につながってくる部分がある。いい守備で盛り上げてくれた」とうなずいた。

 好守備にも助けられた先発・山崎福は、球速140キロ台中盤の直球を軸に100キロを切るカーブなど変化球で緩急をつけて、リズム良く投げ込んだ。7回までわずか77球の省エネ投球で4安打無失点。4勝目を手にした左腕は「今日は真っすぐ主体でいった。向こうが全然合ってなくて、結構変化球をマークしていたんだなとは思っていた。球数も少なかったので(完封は)意識していたけど、仕方がない」と届かなかった4年ぶりの完封には少し未練を残しつつも、笑顔で汗をぬぐった。

 2回にプロ通算4本目で、約2年ぶりとなる今季1号3ランで援護してくれた福田は明大時代の同級生だ。山崎福は「自分の中には結構、優しさがあるんですけど。向こうは基本的にツンツンしている」と笑わせつつ、「珍しい。ヒットはよく打つので打ってくれるかとは思ったけど、まさかのホームランだったんで、ビックリした。(大学時代も)基本的にヒットはよく打っていたけど、こういう感じは記憶にはない。初めてかも。でかかったし、気持ち的に楽になりました」と感謝した。中嶋監督は「非常にテンポ良く、どんどんストライク先行でいい投球だったと思う」と好投をたたえた。

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