グラスホッパー移籍の広島MF川辺駿、壮行セレモニーで涙「自分の人生をかけてみたい」

スポーツ報知
広島・川辺駿

◆明治安田生命J1リーグ第21節 広島1―1鳥栖(3日、Eスタ)

 スイス1部・グラスホッパーへの完全移籍が決まった広島の日本代表MF川辺駿(25)が、移籍前のラストマッチで育ててくれたクラブやサポーターに感謝の思いを伝えた。この日も中盤で攻守に関わり、後半13分には得意の飛び出しで決定機に絡んだが、シュートは相手GKに止められた。試合は終了間際に追いつかれて引き分け。試合後に行われた壮行セレモニーでは涙も浮かべながら「このチーム、このメンバーで戦えたことを誇りに思っています。長い間、本当にありがとうございました」と語った。

 広島の下部組織で育ち、13年にトップチームへ昇格。しかし2年間はポジションをつかめず、15年から3年間、期限付き移籍で磐田へ。18年に復帰し、19年からは不動のレギュラーへと成長した。日本代表入りも果たし、海外組の選手たちとプレーする中で差も感じていたところに、欧州からのオファーが届いた。「勝手ながら、僕は引退まで広島でプレーするんだろうな、プレーしたいなと考えていました。しかしこのラストチャンスに、自分の人生をかけてみたいと思い、チャレンジすることを決めました」。下部組織から11年間プレーした広島を離れる決断を下した。

 グラスホッパーはスイスで有数の名門クラブだが、近年は低迷。18―19年シーズンに2部降格したが、昨季2部で優勝して来季は3季ぶりに1部に復帰する。「活躍して(スイスで)1位に導ければ、チャンピオンズリーグ(CL)にも出られる。まずはグラスホッパーで活躍し、CLやヨーロッパリーグでプレーすることが一番の目標」と語り、欧州での初挑戦でさらなる成長を誓っていた。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×