7月3日の福島11R・テレビユー福島賞(芝1200メートル、16頭立て)は、2番人気のアカノニジュウイチ(牝4歳、美浦・尾関知人厩舎、父ブラックタイド)が最後の直線で鋭く伸びて快勝。2連勝でオープン入りを果たした。勝ち時計は1分8秒3(良)。
いつものように序盤は後方から。枠順を生かしてロスなくインを追走した。最後の直線で外に持ち出すとエンジン全開。一気に末脚を伸ばしてグレイトゲイナー(3番人気)を首差かわしたところでフィニッシュ。今年に入って1200メートル戦に矛先を向けてから3、1、1着。高い素質を開花させた。
尾関調教師は「スタートも普通に出てくれたし、課題の折り合いをクリア。この距離で結果を出してくれたけど、本当はもう少し長い距離の方がいいはず。距離を延長できれば。新潟の1400メートル戦や、マイルの京成杯オータムハンデ。スプリンターズ(S)も。いろいろあるね」と今後の展望を口にした。