目のハンデ克服 !やり投げ小南拓人、五輪初代表「入賞目指す」

男子やり投げの表彰式で笑顔を見せる(左から)2位のディーン元気、優勝の小南拓人、3位の小椋健司(カメラ・竜田 卓)
男子やり投げの表彰式で笑顔を見せる(左から)2位のディーン元気、優勝の小南拓人、3位の小椋健司(カメラ・竜田 卓)

 陸上の東京五輪代表追加内定選手が2日、発表された。男子やり投げで、札幌第一高出身の小南拓人(25)=染めQ=が初代表を決めた。6月の日本選手権で初優勝(80メートル88)、世界ランキング(25位)で初の夢切符(出場枠32)を手にした。小南は「ほっとしました。皆さんの支援に感謝、最高の舞台に立てる喜びをかみしめ、入賞を目指したい」と目標を掲げた。

 中学までは野球選手。先天的な目の病気で視野が狭く、高校1年でマネジャー転向。しかし、ロンドン、リオ両五輪陸上男子十種競技代表・右代啓祐(34)=国士舘ク=を育てた大町和敏監督(56)の勧誘を受け転向、3年で高校総体制覇。大町監督は、昨年不振に陥った小南に、タイミングの取り方など基本に戻ることを助言。同監督は「故障も多かったが、逆境に負けない芯の強さが、五輪代表につながったと思う」と拍手した。

 3大会連続代表を逃した右代からも、高校時代にフォームの助言や『初心忘るべからず』の激励を受けた。小南は「右代さんへの憧れが、大きなモチベーションだった。東京五輪では力を出し切り、大町先生、右代さんに恩返しをしたい」と決意を話した。(小林 聖孝)

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