【ヒルマニア】ア・リーグ多国籍軍の4番に大谷を!二刀流起用は今季成績では他の投手に失礼

スポーツ報知
ア・リーグ予想オーダー

 米大リーグが1日(日本時間2日)、13日(同14日)にロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われるオールスター戦のファン投票の最終結果を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(26)がア・リーグDH部門で全体の63%を集める圧倒的な得票率で出場を決めた。日本人野手4人目の快挙。スポーツ報知ではMLB通の蛭間豊章記者が、スーパースターがズラリとそろう両軍オーダーを大予想。大谷を4番に据え、07年イチロー(マリナーズ)に次ぐMVPへの期待を込めた。

 今回、ファン投票選出メンバーでア・ナ両リーグの予想オーダーを組んでみた。ア・リーグ外野手トップのトラウト(エンゼルス)は60日間の負傷者リスト入りで出場絶望なため、元巨人のガルシア(レンジャーズ)を入れ、ナ・リーグでは投票のないDHには6月に、大谷の13本を上回る16本塁打を叩き込んだシュワバー(ナショナルズ)を入れた。

 ともに豪華なラインアップとなったが、面白いのがア・リーグがセミエンとジャッジ以外の7ポジションは米国以外出身。一方、ナ・リーグは逆にアクーニャがベネズエラ、タティスのドミニカ共和国を除くと、米国勢がそろって今年のオールスター戦はさしずめ“米国VS多国籍軍”の戦いになるのも面白い。

 もちろん、その中心にいるのが28本塁打でメジャートップを走る大谷。ぜひ4番に据えたい。

 リアル二刀流をメジャー4年目でフルに実践して注目度も高く、エンゼルスの地元紙オレンジ・カウンティー・レジスター電子版は「“一刀流”での出場がようやく正式に決まった」と既定路線を強調。「二刀流での出場は未定だ」とし、投げる場合はDHを解除する必要があるため、ルールの微調整が必要となる可能性も指摘した。

 これについてだけ、私は異論がある。大谷の投手成績は12試合に登板し3勝1敗、防御率3・60。ポテンシャルの高さは認めるものの、この数字でオールスター戦には通常なら選出されない。投手のメンバーも先発、リリーフにきら星のごとくの投手がそろう。ここはルールを曲げてまで大谷に投げさせるのは、他の投手に失礼ではなかろうか。

 5日に27歳を迎える大谷。投手でも今年の打撃並みの活躍を見込める年齢でもある。来年以降、投打で胸を張れる成績を残してからでも“球宴二刀流”を実現させるのは遅くないと考える。(蛭間 豊章)=ベースボール・アナリスト=

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