◆第46回社会人野球日本選手権大会 ▽1回戦 日本新薬3―1三菱自動車倉敷オーシャンズ(2日・ほっともっとフィールド神戸)
今秋ドラフト1位候補の三菱自動車倉敷オーシャンズ(岡山)・広畑敦也投手が、7回2/3を投げて、7安打で3失点し、初戦で敗退した。全12球団が視察する中で、巨人などのスピードガンで最速150キロをマークしたものの、8回に勝ち越しを許した。
以下は主なスカウト評
巨人・榑松(くれまつ)アマスカウト統括「悪天候の中でも、しっかり試合をつくれる。ゲームメイクする能力がある。(ドラフト1位候補の)12人に入る可能性は十分ある」
阪神・山本スカウト「(雨で)足場が悪いのに制球ができていた。回転数が多い、質のいい真っすぐに魅力を感じる。上位という評価は変わらない」
ヤクルト・小川GM「カットボール、スライダー、フォークをうまく投げ切れている。立ち上がりは四球を出していたが、すぐに制球を修正した。ゲームメイクができる、いい投手。スピードに頼る投手ではない」
中日・米村アマスカウトチーフ「今年に入って、安定感がある。駆け引きなど、投手としての成長を感じる。外れ(1位)を含めて12人に入ってくる」
広島・白武スカウト部長「カットボール、フォークなど決め球の制球がいい。投げっぷりもいい。ショートリリーフが向いている。上位で来るんじゃないか」
楽天・後関スカウト部長「投げるスタミナがある。いろんなところ(ポジション)で使えそう。体が強く、投げっぷりがいい」
ソフトバンク・永井スカウト部長「直球に力があり、カットボールがいいという印象。馬力型の投手。上位の評価になるんじゃないか」