放送20回で平均視聴率15・1%!NHK大河「青天を衝け」が善戦 栄一は初の海外へ、第21回見どころ

NHK大河ドラマ「青天を衝け」21回より フランスの将軍のようになった徳川慶喜
NHK大河ドラマ「青天を衝け」21回より フランスの将軍のようになった徳川慶喜

 俳優の吉沢亮が実業家の渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第21回「篤太夫、遠き道へ」(4日放送、4日は後8時15分)で栄一(ドラマ内では篤太夫)のフランス行きが決まる。

 パリ万博に参加し、世界の最先端を見聞するという重責を担う。第15代将軍となった徳川慶喜(草ナギ剛)の弟・昭武(板垣李光人)が幕府の代表になる。幕府の重臣で勘定奉行の小栗忠順(武田真治)も随行するなど、重厚感のあるメンバー。結果として、在仏中に江戸幕府が終わるというズッコケてしまうような展開になるが、幕府としては肝いりのプロジェクトだったことが推察できる。

 第20回「篤太夫、青天の霹靂(へきれき)」(6月27日放送)では、第14代将軍・家茂が戦の最中に亡くなった。戦陣での死は歴代将軍でも唯一。先祖・徳川家康(北大路欣也)も「ご苦労、本当にご苦労さんだった」と肖像画へ頭を下げた。“家康コーナー”の醍醐味だ。

 また殺陣では、新選組副長・土方歳三(町田啓太)の美しい剣さばきに、SNSでは「かっこ良すぎて言葉にならんです!」と大盛り上がり。自分と他人に対する厳しさで知られた土方。りりしい写真も残っており、新選組でも人気は高い。余談だが、記者は東京・八王子周辺で還暦野球を取材した際、土方の子孫(当時70歳)という選手とキャッチボールしたことがある。副長とうり二つだったのと、球の速さに驚いた。写真と逸話は本物なのだろう。

 第20話の世帯視聴率は14・6%だった。これで20話全体の平均は15・1%。20話平均で比べると、前作の「麒麟がくる」は15・2%、その前の「いだてん」は9・7%だった。戦国時代が舞台で話題作だった前作とほとんど変わらない数字。番組関係者も「『幕末ものは当たらない』というジンクスがささやかれる中で、善戦しているとは思います」と胸をなで下ろす。

 心配なのは東京五輪・パラリンピック放送による5回の休み。前作「麒麟―」も、新型コロナウイルス感染拡大の影響による3か月の放送休止で視聴率が下降した。さらに越年放送した前作の影響で2月スタートとなった「青天―」も、普段通りに45回前後放送すると12月を過ぎてしまう計算で、通年作品では初めて2作連続で越年放送となる。

 放送回数も期間も「まだ決まっておりません」(番組関係者)。ストーリーの展開に加え、様々なことが注目を集めそうだ。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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