【高校野球】エースで4番の北海・木村大成に8球団スカウト熱視線

5回8奪三振無失点と好投した北海・木村
5回8奪三振無失点と好投した北海・木村
打っては1安打3打点をマークした北海・木村
打っては1安打3打点をマークした北海・木村

◆第103回全国高校野球選手権南北海道大会札幌地区 ▽Bブロック2回戦 北海10-0 札幌平岡=5回コールド=(6月30日・札幌円山)

 今春センバツに出場した北海は札幌平岡に10―0で5回コールド勝ち。高校で初めて「4番・投手」で出場したプロ注目の最速148キロエース木村大成(3年)が5回8奪三振無失点、打っては1安打3打点と活躍した。

 春夏連続の聖地を目指す北海・木村の夏が「4番・投手」で始まった。プロ注目左腕は2回戦で登場。武器であるキレ抜群のスライダーが狙い通りに決まり4回までは完全投球。5回は2安打を許すが、落ち着いて後続を打ち取った。5回無四死球、63球で打者17人に8奪三振。直球に課題を残したが「スライダーは良かった」。NPB8球団のスカウトの前で順調な仕上がりを披露した。

 打撃でも奮闘した。第3打席の5回無死満塁。外角直球を逆方向の左中間にはじき返し、走者一掃の適時二塁打を放った。第1、2打席は力んで凡退。平川敦監督(50)からは「欲を出さないでコンパクトに」の助言を受けて素直にバットを合わせ、3打点をたたき出した。

 打順はセンバツ時から大幅に変更となった。指揮官は好調な山田堅真中堅(3年)を3番、「気持ちが入ってる」とセンバツでは6番だった大黒柱・木村を4番に指名、2人を軸に編成した。試合直前に伝えられた木村は「4番は高校で初めて。まさか自分が打つとは。気持ちが高ぶりすぎました」と初戦に臨んだという。

 エースで4番は16年夏の甲子園で準優勝した大西健斗以来で、先輩は南大会はその位置で2連覇に導いた。平川監督は「木村には打撃でも頑張ってほしい」と大西のような大車輪での活躍を期待する。コールド勝ちの好発進に「まだまだレベルアップして向上心を持って最高の状態で臨めるようにしたい」と木村。投げて打って、甲子園に向かって突っ走る。(西塚 祐司)

 中日・八木智哉スカウト「春よりも体が大きくなってメリハリがありブレが少なく成長を感じる。伸びしろもまだあると思う」

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