豊島将之竜王が藤井聡太王位に先勝 王位戦第1局を制して対藤井戦7勝1敗に

スポーツ報知
封じ手開封時の藤井聡太王位(左)と豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)

  将棋の第62期王位戦七番勝負第1局が30日、名古屋市の名古屋能楽堂で前日から指し継がれ、挑戦者の豊島将之竜王(31)=叡王=が藤井聡太王位(18)=棋聖=に後手の104手で勝ち、タイトル奪取に向けて好スタートを切った。豊島竜王は対藤井戦の通算成績を7勝1敗とし、藤井王位はタイトル戦での連勝が7で止まった。

 流行の「相掛かり」の一局。互角で迎えた2日目だったが、封じ手を開封した再開直後から形勢の針が振れた。両端の攻防を制した豊島竜王が巧みな手順で藤井王位の角を捕獲して優勢に。手堅い攻めを続けて藤井陣を攻略した。

 豊島竜王は2017年8月の初手合から藤井王位に6連勝。今年1月の直近対局では藤井王位に敗れていたが、本局でも対藤井戦で強さを発揮した一局となった。局後は「攻める展開になっていたので正確に指せばいけるのかなと思っていました。(次局も)コンディションを整えて良い将棋を指したいです」と語った。

 藤井王位は昨年の棋聖戦五番勝負第3局で渡辺明棋聖(当時)に敗れて以降、タイトル戦で7連勝していたが、ついに止まった。敗戦の直後は「正確に攻められてしまって、かなり苦しくしてしまった印象でした。早い時間の終局になってしまったので、第2局以降は熱戦にできるよう頑張ります」と誓っていた。

 7月25日に開幕する叡王戦五番勝負でも激突する2人。棋界の勢力図を左右する「夏の十二番勝負」となるが、重要な開幕戦は豊島竜王の完勝となった。

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