29日放送のフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)では、28日に千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、男児2人が死亡した事故について報じた。1人が意識不明の重体で、2人は重傷だという。
警察はトラックを運転していた梅沢洋容疑者(60)を過失運転致死傷の疑いで現行犯逮捕。基準値を上回るアルコール値が検出されたという。
コメンテーターで出演したタレントの武井壮は、専門家が「飲酒がどのタイミングによります。ストレスがたまっていて前日の晩酌で飲み過ぎていたのが残っていて。アルコールが検出されるほど残っていたのであると、同情の余地はなくはないこともあります」などと話したことに、「本当に飲酒して基準値を超えた状態で運転をするのは危険ですし。さっき、深酒をして朝まだ残っていたら同情の余地があるみたいな話がありましたけど、僕はそうは思わない」と疑問を呈した。
その上で「日常的に業務で車を扱っている人が、朝4時出社で深酒するなんて、まずその時点でありえないと感じるし、運転前のアルコール検査と、運転後の降車時も義務づけもしておかないと、途中で飲むという可能性も出てくる」と検査の徹底を呼びかけた。
さらに「飲酒運転の違反歴があったら、例えば業務で人を乗せたり、物を運んだり、日常的に大型トラックを扱うことは、本当は許可してはいけないんじゃないかなと。本当に命が関わる事故になるじゃないですか、大型トラックなんて。そこに飲酒運転をする可能性が強くある、もしくはその状態で運転をしたことがある人に、業務を許可するべきなのかなと思ってしまいますよね。それぐらい規制しないと、こういう事故は無くならないんじゃないかなと感じます」と真剣な表情で語った。