恵庭南・山本禅、オール一本勝ちで初優勝・・・全道高校体育大会 柔道73キロ級

トロフィーと賞状を手に笑顔の恵庭南・山本
トロフィーと賞状を手に笑顔の恵庭南・山本
決勝で背負い投げを決める恵庭南・山本(上)
決勝で背負い投げを決める恵庭南・山本(上)

◆全道高校体育大会柔道▽男子個人戦(25日・苫小牧市総合体育館)

 7階級が行われ、73キロ級は恵庭南の山本禅(ぜんた、3年)が初戦からオール一本勝ちで初優勝を果たした。

 一瞬のスキを見逃さなかった。決勝で恵庭南の山本はわずか30秒で勝負を決めた。169センチの体格で180センチと大柄な相手・佐藤の懐に潜り込み背負い投げ。鮮やかな一本を奪うと、雄たけびを上げて喜んだ。初戦からオール一本勝ちで頂点に立ち「監督の期待に応えることができてうれしい」と笑顔だった。

 “燃え尽き症候群”から抜け出した。1月の全道大会で優勝、3月の全国大会に出場して「満足してしまった」。その後の春季大会札幌地区、今大会の札幌地区予選はともに準々決勝敗退。全道覇者としてこの結果にショックを受けた。

 支えてくれたのが兄・吟(ぎんじ)さん(21)だった。ラストサマーを前に兄から弱点を指摘された。長い間、左組みの相手が苦手ながらも克服することがなかったため「だからお前は勝てないんだとガツンと言ってくれました」。決勝の佐藤は左組み。全道大会前に特訓した成果を発揮した。

 名前は画数を考慮し「禅」と書いて「ぜんた」と読む。初対面の人からは「ぜん」と呼ばれることが多いが「それで話題ができるので良い」とお気に入りだ。3月の全国大会は2回戦で敗退した。「春に続いて2回目の全国なので一番上を狙いたい」と闘志を燃やした。(西塚 祐司)

トロフィーと賞状を手に笑顔の恵庭南・山本
決勝で背負い投げを決める恵庭南・山本(上)
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