福島千里、予選敗退で4大会連続五輪絶望的「何かを決められる状況じゃない」進退明言せず

予選4組目5着に終わり、厳しい表情でタイムを見る福島
予選4組目5着に終わり、厳しい表情でタイムを見る福島

◆陸上 日本選手権 第1日(24日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 女子100メートル予選で、日本記録保持者の福島千里(32)=セイコー=は12秒01(追い風0・8メートル)の4組5着で敗退し、4大会連続となる東京五輪出場が絶望的となった。

 福島は序盤こそ鋭く立ち上がって加速したが、中盤以降で伸びを欠いた。予選敗退で4大会連続の東京五輪出場が絶望的となり、「この重要な舞台でシーズンベストを出せなかったことは、戦略的にも体的にも、反省というか足りないというか、劣っているというか、出し切れなかった」と、無念そうに胸の内を明かした。

 20歳だった08年北京大会で五輪初出場。10年には、100メートルで現在も破られていない11秒21の日本記録を樹立した。「常に新しいエッセンスを取り入れないと続かないし、進化もしない」と取り組んできた第一人者は、キャリアの岐路に立たされている。この日は進退を明言せず「レースに向けてやってきたので、ここで何かを決められる状況ではない」と言葉を選んだ。

 ◆福島 千里(ふくしま・ちさと)1988年6月27日、北海道出まれ。32歳。帯広南商高からハイテクACへ進み、18年からセイコー所属。2010年に100メートル11秒21、16年に200メートル22秒88の日本記録を樹立。08年北京から16年リオまで五輪3大会連続出場。世界選手権は09年から4大会連続出場。日本選手権は100メートルで7連覇(10~16年)を含む8回、200メートルでも6連覇(11~16年)を含む8回優勝している。

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