桐生祥秀、右足痛でも「1本に集中して、優勝を狙いたい」

3組、10秒28で1着の桐生(カメラ・竜田 卓)
3組、10秒28で1着の桐生(カメラ・竜田 卓)
男子100メートル準決勝、力走する(左から)小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀(カメラ・竜田 卓)
男子100メートル準決勝、力走する(左から)小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀(カメラ・竜田 卓)

◆陸上 日本選手権 第1日(24日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートル準決勝が行われ、9秒95の日本記録を持つ山県亮太(29)=セイコー=が全体トップとなる10秒16(無風)の1組1着で通過。同組で10秒30の3着だったサニブラウン・ハキーム(22)=タンブルウィードTC=もタイム順上位で拾われ、9秒台スプリンター4人がそろって25日の決勝に駒を進めた。最大3枠の五輪切符を争う一発勝負は、初の9秒台決着も期待される。

 準決勝3組を10秒28(向かい風0・9メートル)の1着で通過した桐生祥秀は「予選、準決勝と思った通りのレースプランができたのでよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。「距離感じゃなく、中盤、終盤の動きをどこでするか」と各局面で意識を切り替える冷静さで、予選でも全体トップの10秒12をマーク。実力者らしく、きっちり着順で駒を進めた。

 しかし、代償も大きい。準決勝後には痛めていた右足を気にするようなしぐさを見せ「アキレス腱(けん)は歩いていても痛い」と明かす。それでも、五輪切符を得るためには3位以内に入ることが必須条件。「足が痛いとかは言っていられない。1本に集中して、タイム上げて、優勝を狙いたい」。悲壮な覚悟を持って切符を取りにいく。

3組、10秒28で1着の桐生(カメラ・竜田 卓)
男子100メートル準決勝、力走する(左から)小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀(カメラ・竜田 卓)
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