桐生祥秀は10秒28で決勝へ「タイムしっかり上げる」…陸上男子100メートル

桐生祥秀
桐生祥秀

◆陸上 日本選手権 第1日(24日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートル準決勝で、日本初の9秒台スプリンター桐生祥秀(日本生命)が、10秒28の3組1着で25日の決勝に進んだ。予選よりタイムは落としたが「予選は流れを確認して、準決勝は通れば良かった。予選とは違うところを確認した」と余裕の表情。決勝に向けては「タイムを上げないといけないし、上げないと優勝できない。しっかり上げていきます」と力強く話した。

 右アキレス腱に痛みを抱えながら挑んでいる今大会。前日には「完全には治っていない状態」と説明していた。予選は向かい風0・4メートルの中、全体トップの10秒12の好タイム。レース後に患部を気にして歩くそぶりも見せたが、準決勝もしっかりと走りきった。

 5年前、リオ五輪選考を兼ねた16年大会は決勝3位。右脚がけいれんするアクシデントにも見舞われ「悔しい。勝ちたかった。こんな形で決めたくなかった」と涙を流した。17年に日本初の9秒台となる9秒98をマーク。18年からは、実質プロ選手として活動し、視野を広げた。25日の決勝で3位以内なら、代表内定となる。自国開催の大舞台を争う今年は、必ず優勝して笑顔で終わるつもりだ。

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