渋野日向子、五輪代表残り1枠ゲットへ 全米女子プロで「結果を残していきたい」

スポーツ報知
渋野日向子

 女子プロゴルフの21年海外メジャー第3戦、全米女子プロ選手権は24日(日本時間同日夜)から4日間、米ジョージア州のアトランタ・アスレチッククラブ(6740ヤード、パー72)で行われる。運命の東京五輪代表争い最終決戦。日本勢4番手の世界ランク31位から大逆転出場を目指す、19年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は、今大会で単独5位以内に入ることが最低条件。ライバルの同2番手・稲見萌寧(もね)=都築電気=、同3番手の古江彩佳(ともに21)=富士通=は国内で最終調整した。

 日本女子2人目のメジャー女王が、夢切符をかけて大舞台に挑む。渋野は五輪最終決戦の開幕を2日後に控え、畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=、上原彩子(37)=モスバーガー=らと会場内の練習場でショット、パットを調整した。今大会後に帰国予定。東京五輪代表2番手に入るには単独5位以内が最低条件となる。「この3か月でショットの精度はすごく高くなっている。試合で結果を残していきたい」と、リラックスした表情だった。

 4月から、来年の米ツアー出場権獲得を目指して米国遠征を続けてきた。スイングを改造中で、計6戦で31位が最高。メジャー2戦は予選落ちで、世界ランクは渡米前の15位から31位へと下げて5月以降は五輪代表の圏外に。対照的に、国内ツアーで稲見が今年5勝を挙げて世界ランク25位に浮上し、古江にも同28位と逆転を許した。

 そんな中、前戦の全米女子オープンでは笹生と畑岡のプレーオフに、「まじでしびれた。どきどきしながら(テレビで)見ていた。自分ももっと頑張りたいと思った」と刺激を受け、渋野の闘志にも火がついた。

 今大会は2年連続の出場。22日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、ともにメジャー2勝のジュタヌガーン(タイ)、カー(米国)と同じ“メジャー女王組”に入った。スマイル・シンデレラが、土壇場で無類の勝負強さを発揮する。

 ◆全米女子プロゴルフ選手権 1955年から始まった女子の5大メジャーの1つ。全米プロゴルフ協会主催で、全米女子オープンに次いで2番目に長い歴史を持つ。77年大会では樋口久子が日本人として初めてメジャー優勝を達成した。プロのみが出場し、賞金総額は430万ドル(約4億7300万円)。今大会は新型コロナ対策で、1日約8000人の観客を動員する予定。

 ◆女子ゴルフ東京五輪への道 28日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。日本勢は世界ランク11位の畑岡奈紗が当確で、同25位の稲見、28位の古江、31位の渋野が残り1枠を争う。

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