◆「JERAセ・リーグ」巨人4―2DeNA(23日・富山)
セ・リーグ最下位のDeNAが逆転負けを喫し、巨人戦は開幕から10戦勝ちなしの7連敗となった。
日本復帰登板となった元同僚の巨人・山口を攻略することが出来なかった。初回に柴田の1号ソロで先取点を奪ったが、2回以降は追加点を奪えずに逆転を許し、6回途中5安打1失点で642日ぶりNPB白星を献上することになった。三浦大輔監督は「フォークボールを要所要所で決められた」と脱帽するしかなかった。
事前情報がないのも事実だった。山口は日本帰国後、ファームでの試合などに登板せず、この日を迎えた。試合前に三浦監督は「行く前と同じイメージでいいか、その辺の見極めは早くしないといけない。戻ってきてゲームは投げていないので…」と話していた。直球にはしっかり反応する打者も多かったが、多投してきたフォークに苦戦して打ち崩すことが出来なかった。