ウガンダ代表選手団8人全員濃厚接触 成田空港検疫で判断されず移動先の大阪・泉佐野保健所が判定

スポーツ報知
オリンピックモニュメント

 大阪府泉佐野市は22日、同市で東京五輪の事前合宿を始めたウガンダ代表選手団8人全員と、現地から随行した市職員1人が、成田空港検疫で新型コロナウイルス陽性となり隔離された選手1人の濃厚接触者に当たると発表した。泉佐野保健所が判定した。

 選手団は19日に来日。空港検疫で陽性だった1人を除く8人は、貸し切りバスで泉佐野市まで移動した。市によると、バス運転手が法律上定められた休憩のためにサービスエリアなどに停車した際にも選手団はバスから降りず、トイレも車内設置のものを使用したため、外部との接触は一切なかったという。全員がアストラゼネカ製ワクチンを2回接種済みで、20、21日両日のPCR検査でも、全員が陰性だった。保健所は選手団に、来日から2週間となる7月3日まで、宿舎に待機し練習を控えるよう求めた。

 選手団が濃厚接触者かどうか判断されずに移動したことについて、丸川珠代五輪相は閣議後の会見で「徹底して管理された状況の中で待機場所に行っている」と強調。「(該当するかどうかは)厚生労働省で調査し、地元の保健所で最終的に判断をするという仕組みになっている」と説明し、問題はなかったとの認識を示した。

 田村憲久厚労相も「検疫が情報を聞き取り、積極的疫学調査は保健所に対応してもらう。検疫と保健所を合わせた体制整備が必要だ」と述べた。

 一方、泉佐野市の千代松大耕(ひろやす)市長は会見で「五輪前の重要な時期に練習を開始できず、かわいそう」と選手を思い、肩を落とした。また、「(選手団がホストタウンに到着するよりも)早い段階で、濃厚接触者かどうかを判断することが必要では」と述べた。市によると、待機先の宿舎は当初から選手団の部屋があるフロアを貸し切りとしているほか、食事を取る場所や建物内の動線を外部と分けているため、特に大きな混乱はないという。

 待機後も選手団は7月19日までの滞在中、ほぼ隔離される。PCR検査は毎日受ける。泉佐野市は、歓迎会や練習見学会など、選手団と住民が直接交流する行事を中止する。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請