美空ひばり「真赤な太陽」作曲・原信夫さんが死去…日本ジャズをリードしたサックス奏者

スポーツ報知
死去した原信夫さん

 ジャズのビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」を率いたサックス奏者の原信夫(はら・のぶお、本名・塚原信夫=つかはら・のぶお)さんが21日午後9時48分、肺炎による呼吸不全のため東京都の病院で死去した。94歳。富山市出身。葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は長男・原とも也(はら・ともや、本名・塚原知哉=つかはら・ともや)氏。

 旧海軍軍楽隊を経て、戦後、進駐軍のクラブでジャズのレコードを聴き、演奏法を学んだ。1951年にビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」を結成。ジャズ全盛期に屈指の人気を誇った。50~60年代には江利チエミさんや美空ひばりさんのバックバンドとして活躍し、NHK紅白歌合戦でも演奏を務めた。

 海外のトッププレーヤーらとの共演も多く、67年には日本のバンドとして初めて米国のニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演するなど、2010年に解散するまで、長く日本のジャズ界をけん引した。

 ひばりさんが歌ったヒット曲「真赤な太陽」(67年)を作曲したことでも知られる。88年に紫綬褒章、98年に勲四等旭日小綬章をそれぞれ受けた。

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