レイパパレの祖母の父31歳ウイニングチケットに再び脚光 人気ゲーム「ウマ娘」も影響

スポーツ報知
ウイニングチケットは31歳になっても元気だ

 かつてターフを沸かせた老雄に再びスポットライトが当たり始めた。93年の日本ダービーを制したウイニングチケット(セン31歳)は、今もなお北海道浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」で功労馬として健在だ。実は無敗馬として宝塚記念に挑むレイパパレの祖母の父にあたり、ファンの注目度も高まっている。

 同施設の乗馬課リーダーの斎藤正一さんは、現在も全国から多くの見学者が訪れることに驚く。「(レイパパレのことは)正直言って、お客様から聞いて気づきました。もともとダービー馬でファンが多く、(人気ゲームの)ウマ娘の影響で来てくださる方もいます」。一流ジョッキーとして活躍した柴田政人さん(元調教師)が、19度目の挑戦で悲願のダービー制覇を果たした名シーンは記憶から色あせず。そして新たに紡がれつつある“血のドラマ”に期待は膨らんでいるようだ。

 乗馬課マネジャーの太田篤志さんは「ひ孫の競走馬がG1を勝って、そこにウイニングチケットの名前が出てくることは感慨深いです。レイパパレが勝つことでチケットが注目されて、元気なのを知っていただけたら」と、優しい笑顔を見せる。自身は種牡馬として、99年のフェアリーSを制したベルグチケットしかJRAの重賞勝ち馬を送り出せなかったが、母系に名を残せるのはファンにとっても興味が尽きないだろう。

 昨年天国へ旅立ったナリタタイシンとビワハヤヒデとは“3強”としてクラシック戦線で名勝負を演じた。今でも黒鹿毛の馬体は現役時代の面影をとどめ、「本当に毛づやがいいんです。まだ歯も丈夫で、よく食べています」(斎藤さん)と、まだまだ元気な姿を見せている。様々なドラマがあった過去から未来へ、血のストーリーは続いていく。(坂本 達洋)

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