全日本大学駅伝関東選考会が間もなく号砲 20校が7枠の出場権を争う

全日本大学駅伝関東選考会が開催される相模原ギオンスタジアム。7枠の出場権を争う
全日本大学駅伝関東選考会が開催される相模原ギオンスタジアム。7枠の出場権を争う

◆全日本大学大学駅伝関東選考会(19日、相模原ギオンスタジアム)

 本戦(11月3日、名古屋市~三重・伊勢市)の出場権7枠をめぐり、午後5時から開催される。有効期間(2020年7月1日~2021年5月29日)の1万メートル公認記録の上位8選手の合計タイムによる上位20校が選考会に参加。1万メートルのレースを4組行い、各校2選手が出場して計8人の合計タイムで争う。上位7校が本戦出場権を獲得する。

 本戦には全国から25校とオープン参加の日本学連選抜チーム(東海を除く全国7地区学連及び、日本学生陸上競技連合による選抜)と東海学連選抜チームを含めた27チームが出場。昨年の本戦で優勝した駒大を始め、2位・東海大、3位・明大、4位・青学大、5位・早大、6位・東洋大、7位・帝京大、8位・順大はシード校として出場権を確保しており、関東地区からは計15校が本戦に出場する。

 関東選考会には各校13人を登録。1万メートル自己ベスト上位8人の平均タイムトップは、前回の本戦で次点の9位で惜しくもシード権を逃した国学院大。前田康弘監督は「学生たちはトップ通過と意気込んでいます。ただ、この選考会は何が起こるか分からない。まずは7位以内に確実に入ることが重要です」と表情を引き締める。

 持ちタイム2番手の中大は、日本選手権5000メートル(24日)に出場するエースの吉居大和(2年)を登録メンバーから外して温存した上で、9年ぶりの全日本大学駅伝出場を目指す。

 持ちタイム3番手は中央学院大。昨年10月の箱根駅伝予選会12位で、19年ぶりに箱根路を逃した。紫シャツにフラッシュイエローパンツのユニホームがトレードマークだったが、今季からユニホームをフラッシュイエローシャツと黒パンツに一新。2021年の伊勢路から再起を期す。

 持ちタイム10番手の創価大は、今年の箱根駅伝で2位と躍進した実力と勢いで、初の伊勢路を狙う。

 持ちタイムが14番手の駿河台大は初の全日本大学駅伝出場を狙いつつ、その先の箱根駅伝の初出場を一番のターゲットとして見据える。「12位には入りたい。まだ、夏前の段階ですが、12位以内であれば関東で20位以内という自信を持つことができるので、夏合宿に向けてチームの士気が上がります」と徳本一善監督はもくろむ。

 2018年12月に就任した上野裕一郎監督のもと本格的な強化を進める立大は、全日本大学駅伝の関東選考会に初参戦する。「各選手の得意種目を強化し、1万メートルに絞った練習をしていない中で、どこまでやれるか。この経験が秋の箱根駅伝予選会につながります」と上野監督は冷静に話した。

 例年6月下旬に開催される全日本大学駅伝関東地区選考会は、猛暑に見舞われることもあり、やむなく途中棄権する選手もいる。ハーフマラソンに各チーム12人が出走し、上位10人の合計タイムで競う箱根駅伝予選会と異なり、出走8人全員の1万メートルの合計タイムで競うため、ひとりでも途中棄権すると、その時点で伊勢への道は途絶える。古くは2005年に東海大、最近では2016年に神奈川大と創価大、2018年に中大が途中棄権の憂き目に遭い、本戦の出場権を逃した。一定のペースで進む記録会とは異なり、レースの途中でペースが乱高下することもあり「速さ」より「強さ」が求められる。

 昨年はコロナ禍の影響で、選考会が中止され、書類選考で出場校が決まった。今回は2年ぶりの開催。競技開始1時間前の午後4時現在、気温21度、湿度90%。猛暑は避けられたが、湿度は高く、相模原ギオンスタジアム特有の強風も時折、吹くコンディションとなった。伝統校、新興校が入り乱れ、7枚の伊勢路切符を争う。

 全日本大学駅伝の関東選考会に出場する20校は、持ちタイム順に以下の通り。近年の箱根駅伝予選会で健闘している麗沢大は選考会の出場資格を争うタイムで次点の21番目で出場を逃した。

 <1>国学院大

 <2>中大

 <3>中央学院大

 <4>東京国際大

 <5>日大

 <6>日体大

 <7>国士舘大

 <8>神奈川大

 <9>拓大

<10>創価大

<11>山梨学院大

<12>大東大

<13>城西大

<14>駿河台大

<15>上武大

<16>法大

<17>慶大

<18>専大

<19>亜大

<20>立大

 ※スポーツ報知では各組終了時点の途中経過を随時、速報します。

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