大坂なおみ、ウィンブルドン欠場でぶっつけ五輪本番も…得意ハードコートで金メダル目指す

スポーツ報知
大坂なおみ

 女子テニスでシングルス世界ランキング2位の大坂なおみ(23)=日清食品=が、4大大会第3戦のウィンブルドン選手権(28日開幕、英ロンドン)を欠場し、金メダルが期待される今夏の東京五輪には出場する見込みとなった。同選手の代理人が17日、明らかにした。

 大坂は4大大会第2戦の全仏オープン(パリ)で、「2018年の全米オープン以降、長い間『うつ』に悩まされてきた」と告白し、シングルス2回戦を棄権。自身のツイッターで「少しの間、コートを離れる」とつづり、復帰時期には言及していなかった。代理人は「なおみは今年のウィンブルドンには出場しない。友人や家族とプライベートな時間を過ごしている。五輪に向けて準備し、母国のファンの前でプレーすることを楽しみにしている」とメール取材に回答した。

 米国を拠点に成長した大坂は、ハードコートを最も得意としている。4大大会のうち、ハード開催の全豪、全米を2度ずつ制した。一方で、ウィンブルドンが行われる芝コートは経験が浅く、17、18年の3回戦が最高成績。19年大会は、芝コート特有の低く滑るようなバウンドにも苦しんで1回戦でストレート負け。「離れてもいいですか? 泣きそうです」と、試合後の会見をわずか4分で切り上げた。全仏棄権後は拠点の米国に戻っており、前哨戦となるドイツでの大会も棄権していたため、ウィンブルドンの回避は既定路線だった。

 大坂は17日に初めての五輪出場権獲得が発表された。7月11日まで行われるウィンブルドン欠場が決まったことで、「今季一番の目標」と位置づける東京五輪(7月23日開幕、女子シングルス1回戦は同24日)は“ぶっつけ本番”で挑む可能性が高い。試合勘には不安を残すが、五輪は得意のハードコート。自国開催の追い風も受け、金メダルを公言する舞台で輝きを取り戻す。

 ◆大坂の今季全仏オープン 大会開幕前に、精神的負担を理由に全仏の記者会見を拒否する考えを表明。宣言通り、1回戦の勝利後に出席しなかったため罰金1万5000ドル(約165万円)を科された。違反が続けば大会追放や他の4大大会でも出場停止となる可能性があると警告を受け、2回戦を前に棄権を表明。「(4大大会初優勝した)2018年の全米オープン以降、長い間『うつ』に悩まされてきた」と明かした。

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