なでしこジャパン高倉麻子監督、DF鮫島彩選外について「決断は簡単ではなかった」

落選した鮫島彩
落選した鮫島彩

 日本サッカー協会は18日、東京五輪に臨む女子日本代表メンバー18人を発表。高倉麻子監督が会見に臨んだ。主将はDF熊谷紗希(30)が務め、背番号10は岩渕真奈(28)が背負う。

 2011年女子W杯優勝メンバーの一員であるDF鮫島彩(大宮)は落選となった。鮫島は6月の代表合宿に招集されず。その際も鮫島への高い評価を口にし、「今回呼んだ選手以外も含めて選考していく」と話していたが、東京五輪メンバーの中に名前はなかった。左サイドバックとして起用が見込まれる選手ではDF宮川麻都(23)、DF北村菜々美(21)が選ばれた。

 「サメ(鮫島)は私が監督に就任して少したってから代表に入ってきた。非常に勉強熱心で向上心も高い。様々な合宿の中で成長して、今も成長を続けている選手。間違いなく100%努力してきた。この決断は簡単ではなかったけど、若い選手の勢いや成長を一方で同じように感じている」と苦渋の選択について話し、「サッカーの進歩とともに選手には総合力が求められる」と選考基準を説明。最終的には複数ポジションもこなすことができ、DFとしての幅が広いとされる若手選手に日の丸を託す決意をした。

 そのうえで、鮫島を含め、これまでに招集してきた選手たちへの感謝を口にした。「以前から活躍した選手も戦いながら切磋琢磨(せっさたくま)して今の18人がいる。全員の力でチームの底上げはしてきた」。長い時間をかけて「心を込めて」選び抜いた18人で、7月21日のカナダ戦から金メダル獲得まで駆け抜ける覚悟だ。「彼女たちの思いも背負って、最後までなでしこらしい戦いを」と指揮官は一層気合を込めた。

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